わしかずまの中の人さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

わしかずまの中の人

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カウボーイ映画と似て非なるもの(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブロークバック・マウンテン、今度観てみよう。
そういえば、一度だけオ○マバーに行ったことがあるけど、その時出てきた○カマちゃんの源氏名が「不気味ちゃん」だったなぁ。
もはやオカ○ちゃんじゃなくて、妖怪
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ソウ(2004年製作の映画)

4.7

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当時高校一年生の頃に初めて鑑賞(年齢がバレる笑)して、サスペンスの世界へと誘ってくれた作品。
ジェームズ・ワンの初長編監督作品、低予算映画とは思えない完成度。
やはり、ラストの伏線回収(あえて回収しな
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カラスが多すぎる(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

完全にヒッチコックの鳥。
カラスの知性が向上し、秩序よく人間を襲えば重火器をもってしても押さえ込むのは難しい。
傲慢にならず、地球上の生き物と共存できるよう努力しなさいということなのだろうか。

ミスト(2007年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

胸糞映画の代表格として知られるこの映画。
個人的には、バッドエンドではあるけれど、そこが胸糞ポイントかと言われると、そうでもない。狂信者、カーモディの存在が一番胸糞で、カーモディを射殺したシーンが一番
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真西へ(2019年製作の映画)

3.8

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お父さん、少しデリカシーがないかな、いやわかるんだよ、あんな可愛い娘がいたら。
でも子離れしないと、これからどんどん成長いくんだし、って余計なお世話か。
とりあえず今回は、クラブ遊びじゃなくてクラゲ遊
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いやぁ、一作目はやっぱり良いですね!
全編に渡って流れる不穏な空気感にいかにもなホラー映画あるあるを盛り込んで、これは笑いをとりにきてるのかというコメディ要素も入れた、ホラー映画の教科書とも言うべき作
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

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見た目は少女で中身は大人のマチルダと、見た目は大人で中身は子供のレオン。
さらに、サイコパスな悪役のスタンフィールドを加えた三人の天才を中心に映画レオンの世界観が紡がれる。

弟の復讐に燃えるマチルダ
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存在しない夢の国(2012年製作の映画)

3.8

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夢の国なんて存在しない、そりゃあ現実を生きているからね。
思春期の切ない体験だね。
お父さん、ちょっと鈍感すぎやしませんか?

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

4.0

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カニバリストが惚れた女はベジタリアン。
シュールでポップな映画のお味は甘酸っぱかった。

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.8

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不気味なホテルに不気味な宿泊客、そして不眠症の主人公。
最期の日を迎えるには何だか物足りない感じもするけど、猟銃は確かにセンスが良い。
チェンソーは絶対やだなぁ〜。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

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ワンカットかつフォローショット連発の、まさに没入感という言葉がぴったりの映画。
この撮影方法のおかげで、イギリス軍が総攻撃を仕掛けるシーンで、映像に映っている多数の兵士のなかでただ一人スコフィールドが
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

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観賞後は非常に不快になるとの噂を聞いて、結構構えて観たのだが、この手の映画には割と慣れている?のもあって、むしろラストの方では笑いながら観てしまいました。

ストーリーとしては、ウィッカーマンぽい感じ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

歴史的快挙を成し遂げたパラサイト、確かに面白い!
テーマとしては万引き家族に似た感じ(個人的には、万引き家族のヒューマンドラマ的な格差社会を描いた作品の方が好み)だが、こちらの方がストーリーに起伏があ
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

タランティーノとコッポラを足して2で割った感じ(キャスト的にそうなるよね)。
家でウィスキー片手にまったりと観たい映画。

NO SMOKING(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんちゅー魅力的なおじいちゃんやねん!
「僕を踏み台にして、世界へ羽ばたいてくれ」と、坂本龍一をYMOに誘ったのは痺れた。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

共感する、しない。そんな次元を超えてる映画だと思う。
みんなわがままに見えるけど、みんなシンプルに幸せを求めてるだけで、でも幸せになれない。

恋愛のもどかしさ、恋愛の難しさ、恋愛の切なさ、色んな物が
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

幽霊の視点から描かれている映画。
行間を自分で補完しながら観る映画なので、終始色々な想像をしてしまいます。

鑑賞中、とある人の事が頭から離れませんでした。
良い歳した男が何を考えているんだと思いまし
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

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映画に順位はつけれないけど、パルプフィクションは僕のバイブル映画の一つであって、大好きな映画。

そんなパルプフィクションが午前10時の映画祭で上映され、なんとか最終日に無事鑑賞できて、それだけで大満
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榎田貿易堂(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

こういうの嫌いじゃないですよ、むしろ大好物(笑)
下ネタオンパレードなトンデモ映画かと思いきや、唐突に鋭いセリフが飛んできて、結構刺さります。

みんな大なり小なり言えない過去があって、それでも生きな
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全体的にグダグダな感じが残念、そりゃカンニングバレるでしょうよ。
途中から逃◯中みたいになってるし、グラサンかけて「ハンターが放たれた!」っていうナレーション入れたら完璧。

しかも、それだけ頭良いん
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SOUNDS LIKE SHIT the story of Hi-STANDARD(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

やっぱこの人たちカッコいいですよ、ってのが素直な感想。
観ていて、居酒屋で酒飲みながらハイスタのメンバーと人生語り合ってるような感覚にもなりました。

歳を重ねてくると大体人は丸くなっていくけど、それ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

予告で結構ネタバレしてるんじゃない?
と思いつつ、一応ネタバレ厳禁映画だそうです。

ぶっちゃけ、ネタ云々ってこの映画ではあまり重要では無いと思う。
というか、本来映画の楽しみ方としてはこれが正統派じ
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プラトーン(1986年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画、特にベトナム戦争物は大抵ドロドロしてるけど、プラトーンもしっかりドロドロしてます。

途中、バーンズが「死ぬって、どういうことか分かるか?」とテイラーに問いただす場面こそ、戦争の本質を突いて
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

5.0

デジタルリマスター版のリバイバル上映に激音上映のおまけ付きって、何も言うこと無いですよ、ズルすぎる。

トムコーディはカッコ良すぎるけど、いざとなったら、大切な人を救えるような男になりたいとつくづく思
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画はそれなりに観てきたつもりだけど、こんな気持ちになったのは初めてかもしれない。

「この世界の片隅で、愛する人を見つけられるだろうか?」

HURRY GO ROUND(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

矢本悠馬いらんやろ、完全にミスキャスト(もしかして、hideが作詞作曲したXの曲、Miscastへのオマージュ?)。

僕も同年代で、hideをリアルタイムで知らない者としてあまり偉そうなことは言えな
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

恐らくアイデア的にはメメントを参考にしたんだろうけど、こっちの方が作品として奥行きがある気がした。

サスペンス物だけど、色々考えずに頭を空にしてみた方が認知症を追体験しているようで、のめり込んでしま
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いろんな意味でショッキングな映画。

カニバリズムを題材としていて、グロ描写も覚悟して鑑賞したが、それ以上に思春期のさまざまな痛みを含んでいた。

彼女達を見ていて、すごく羨ましいなと感じた。
大人に
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

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チャーチルという1人の人間をダイナモ作戦を通して描く。

正直、ヒトラーが軍事の素人で無ければ、おそらくこの作戦は失敗していたであろう。
そういう意味で言えば、チャーチルは単に運が良かっただけなのかも
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東京物語(1953年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

周吉ととみの優しさに包まれた作品。

自分の生活環境が変わるたびに、感じ方が違うであろう、家族のかたち。
東京物語が世界中で評価されるのも、どこの国でも、どんな形でも、親というのは存在するからだろう。
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サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ(2012年製作の映画)

4.3

ずっと観たかった映画、アップリンクの物販で購入。

フィルムからデジタルという変化は、サイレントからトーキー、モノクロからカラーなどというものとは一線を画する、正に映画の定義そのものに関わる変化だと感
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