ずっと見たかったアルバート・ピュン監督作品。
子供の頃ポスターと予告編を見て感じたカッコよさと不安そのままに、オープニングアクションで予算をほぼ使い切り、迷走上等のストーリーもオマケ程度の潔いB級映画>>続きを読む
よく映画的に“語らずとも伝える”演出、例えばピアノを弾いてその音色で相手に愛を伝えるシーンとかあるけど、まさかの木人椿への打撃音で夫婦愛を語らうのは映画史上初の演出ではなかろうか。
木人椿相手に何も>>続きを読む
『すばらしき映画音楽たち』と比べると構成はこっちの方が上手いかな。
より音の職人芸を見せながらその解説や映画館の音響、さらにはジェンダーや仕事のあり方まで啓蒙するちょっと欲張りなドキュメンタリー。>>続きを読む
スクリーンで名曲にあわせて公式PVが観れるってだけで映画ファンには反則的なドキュメンタリー。
オープニングがマルコ・ベルトラミでニヤリとしたけど、大御所から現役まで有名どころの登場に感涙ものの90分>>続きを読む
最初は『シティーハンター』なみに笑えるかと思ったけど、日本に着いたら『マンハント』だった…
刑事が護送先の日本で犯人に逃げられて歌舞伎町を舞台に捜査するって展開は『ブラックレイン』の草案まんま。>>続きを読む
昔のウォン・カーウァイの映画っぽい。
おっさんには懐かしくも楽しかった。
映像ありきストーリー後付け役者任せの即興劇な感じ。
クリストファー・ドイルより高尚に感じるルベツキの撮影だけど、やってる事は>>続きを読む
OVA全6話を前編(1-4話)と後編(5-6話)で劇場公開とか、なんてこった!
中身は『宇宙の戦士』×『終りなき戦い』まるパクで、タイトルとキャラはまんま『エースをねらえ!』のパロディだけど、しっか>>続きを読む
4Kデジタルリマスター版を劇場鑑賞。
ポール・ヴァーホーヴェンは小学生の頃に『ロボコップ』でトラウマを植えつけられた監督だが、本編開始前にご本人が映像で登場。
今回のリマスター版について語る中で、製>>続きを読む
祝ブルース・リー生誕80周年!
ディレクターズカット版を観にいざ劇場へ。
子供の頃VHSテープが擦り切れるかってくらい見てたから全て頭の中で再生可能だけど、劇場鑑賞は初なんで最前列ど真ん中で観てやった>>続きを読む
漢チャールズ・ブロンソンが、変態、ロリコン、強姦罪で懲役云々…と散々な言われような珍しい作品だが、しかしそれら全てが合っているという珍品中の珍品。
まあ四十前のおっさんが女子高生と結婚すりゃあそうな>>続きを読む
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選にて。
子供の頃にTVの木曜洋画劇場で初めて見たベルモンド作品。劇場鑑賞は初。
ジャン=ポール・ベルモンドはスタントなしでアクションやってるとかフランスではアラン・ド>>続きを読む
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選にて。
列車強盗を軸としたクライムアクションコメディー。
ベルモンドはまんまルパン三世の如く画面狭しと軽快に動き回るけど、デヴィッド・ニーヴンが稀代の大泥棒ブレイン=>>続きを読む
コロナ期間中に芸能人が次々YouTuberになる中、その前からYouTubeデビューしていたジャン・クロード・ヴァンダム。
彼のチャンネルを密かな楽しみにしていたがしばらく更新が止まってた。
最近また>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
見終わってお話だけを整理すると、藤子・F・不二雄の『タイムパトロールぼん』やキャメロンの『ターミネーター』みたいなもんで別段目新しいものではない。
つーか某同人SS(非公式二次創作小説)とまんま同じ>>続きを読む
ほぼほぼ予告編でどんな内容かは分かるので、後は有言実行していくランボーの様子を映像で確認していく作品。
よく復讐の後には虚しさしか残らないとか流行ってるけど、とりあえずそんなしみったれた感傷は復讐し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジム・ジャームッシュ版『プラン9・フロム・アウタースペース』⁉︎
エド・ウッドを1番敬愛してる映画監督はティム・バートンではなく実はジム・ジャームッシュかも知れない。
『ゴースト・ドッグ』以来の“>>続きを読む
2つで充分ですよ!と思ってたらまさかの3つ目。ファイナル・カット版。
初版、完全版ともに観てるけど劇場鑑賞は初。しかもIMAX。
もはやキルゴア中佐の登場シーンは笑うレベルだけど、ワルキューレ騎行>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
やっと観れた。
『クロウ/飛翔伝説』のアレックス・プロヤス監督デビュー作。
これってさ…
『マッドマックス』の番外編?
宗教的、寓話的メタファーに溢れる本作だが、何より映画的メタファーをビンビンに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
素晴らしい。
作品の内容やテーマもいいけど、なによりその“作り”が素晴らしい。
作り手側の映画への愛、同じく映画を愛する人たちへ一緒に映画を楽しもうという“作り”。
まさに映画愛に満ち溢れた映画。>>続きを読む
ラストシーンの主人公は本当に美しく、そして哀しい…
あの美しさと哀しさを同時に表現したラストは、『太陽がいっぱい』のアラン・ドロンか本作のミッキー・ロークかってくらい。
それくらい映画的には満点あ>>続きを読む
単純に面白いか面白くないかの2択だと、間違いなく面白いと答えるミステリーの秀作。
豪華キャストでコミカルに描く悲喜交々に、場内の外人さんも手を叩いて笑う。
日本人の私は控え目に笑ってましたが(笑)>>続きを読む
アンソニー・ウォンが出てるってだけで鑑賞。
彼の久々の新作だから結構楽しみにしてた。
中年の要介護者と若い出稼ぎフィリピン人家政婦。
2人の交流とリスタートの物語。
新人の女性監督らしくいかにも「>>続きを読む
テリー・ギリアムのファンなのでドン・キホーテの映画化の話は昔から知ってたし『ロスト・イン・ラマンチャ』も鑑賞済み。
かつて頓挫した話とは内容はかなり変わっていると思われるが、テリー・ギリアムが長年ド>>続きを読む
巧いし面白い。
章ごとにタイトルが出てきて最後に本作のタイトルが映った時は得も言われぬ感情が湧いてきた。
映画的なカタルシスではなく、哲学的なカタルシスのほう。
死んだ母の遺言を追いかけながらその母>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今年のワーストは『ターミネーター:ニュー・フェイト』で決まりかと思いきや、まさか最後にこの映画がすべり込んで来るとは!
ニヤリとさせられたりテンションがアガるところが全て過去の遺産によるものだけで、>>続きを読む
おっさんホイホイままに劇場へ足を運んでしまったが、面白かったじゃないか(笑)
予告編で流れたアニメの挿入曲『FOOT STEPS』に釣られたけど、しっかり本編でも使われており、その時のFPS視点での>>続きを読む
まあ大雑把な映画ですわ(笑)
潜水艦映画にハズレなしとは言うけれど、本作は純粋な潜水艦モノと言うより、陸での戦闘含めて“ポリティカルアクション”って類いの作品かなと。
トム・クランシーっぽい筋立て>>続きを読む
ガルパン繋がりで初鑑賞。
ついに噂の戦車乗り“オッドボール三等軍曹”にお目に掛かれましたよ!
シャーマン戦車にでっかいホーンつけて行進曲かけるオッドボール軍曹は、あのキルゴア中佐より純粋に笑える。>>続きを読む
『T-34』で戦車に興味が湧いて、噂の“ガルパン”に辿り着き、見事“ガルパンおじさん”の仲間入り!
ガルパンファンが『T-34』を観に行くのは分かるが、逆に『T-34』を入り口にガルパンに入った同志>>続きを読む
4Kニューマスター吹替版を劇場にて。
スッキリ観やすく無駄の無い90分。
場内では時には笑いが起き最後は拍手。
何度も観てる映画だけど楽しめた。
新たな発見としてはビル・パクストン!
途中であれ?と>>続きを読む
この作品こそ無かった事にしてほしい。
無理のあるストーリーに老いたシュワちゃん、売れないお笑い芸人みたいな新ターミネーター等々、マイナスポイント全てに目を瞑ったとしても、根本的に駄目なのがアクション>>続きを読む
文句なしの傑作。
今観ても面白かった。
当時の革新的なSFXとか贅沢な撮影とか色々あるけど、何よりとことん追いかけっこが映像で表現されてる事が素晴らしい。
思えば小学生の時に『ターミネーター』と『>>続きを読む
やっとこさIMAXで公開。
結構心待ちにして劇場に向かったが…
単純に面白い!
久しぶりに何も考えずに楽しめる戦争映画。
いやあIMAXで観て良かったなあ。
『T-34』って何?
戦車の型式だ!>>続きを読む
ゴッホ目線のカメラワークに酔いそうになりながら、反面際立つピアノの音色に癒されるという、観終わった後の満足感はめちゃくちゃ高い映画。
無音から始まるエンドロールにピアノが響いた瞬間が一番気持ち良かった>>続きを読む
こいつが出てるから観るってくらいホアキン・フェニックスは好きというか信頼できる俳優さんの1人なので、劇中の泣き笑いを堪能しつつ、途中、本当に久しぶりに演技で感動してしまった。
なお内容的には特に新し>>続きを読む
“勝手にデス・ウィッシュ週間”のラストを飾るのは、あらすじだけ聞けばリメイクかと思ってしまう、実質ジョディ・フォスター版『デス・ウィッシュ』。
いや、まんま『狼よさらば』シリーズの総集編。
“街のダ>>続きを読む