あつしさんの映画レビュー・感想・評価

あつし

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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.5

寮のクイーンを目指して承認欲求強め女子と現クイーンが火花を散らし熱き戦いを行うfeaturing殺人ナマケモノ。

原題SLOTHERHOUSE(ナマケモノの館)はSlaughter House(屠殺
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.8

テンポよく楽しめたし音楽もしっかりしてたし楽しく見れた。松山ケンイチの演じ分け凄いなぁ。

金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年製作の映画)

3.5

小さいころリアルタイムで見たけれど記憶になかったので2回目。
これ堤幸彦監督だったのね、ライトやカメラワークのおどろおどろしさ、不穏さが言われてみれば確かに。90年代の上海、こんなにアジア感があるのね
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ドラミちゃん ミニドラSOS!!!(1989年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

未来世界ではのび太の息子がガキ大将になってジャイアンとスネ夫の子どもを従えているのが面白い。これ2011年が舞台なんですよね。1980年代に想像する2011年、建造物のデザインは昭和そのままにやたらキ>>続きを読む

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.5

「The Origin Of Love」は映画史に残る名曲。
みんな片割れを探して生きている。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.4

デヴィッド・リンチにしてはわかりやすい。
全体に漂う不穏さとラストに向かうまでの緊迫感。様々なアクセントが効きながらもとても綺麗にまとまった映画。

X2000(1998年製作の映画)

3.1

2000年になったある日の日常、と言うにはちょっと刺激的な一コマ。
僅か8分の中に生と死を象徴するシーンが散りばめられている。

海をみる(1996年製作の映画)

3.0

映像は綺麗なのだけど胸糞系。
妊娠出産が絡むホラーというかサスペンスというか。
女性の我が子への執着心の恐ろしさ。

アクション、ヴェリテ(1994年製作の映画)

4.1

真実か挑戦かのゲームをする4人の少年少女
日本の王様ゲームのようなものだけど、キスをするなんてまだ優しい方で。
性を知るってこういうことよね。最後の全員の表情が面白かった。ちょっとブラックコメディーか
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ニッポンの、みせものやさん(2012年製作の映画)

3.9

日本最後の見世物小屋、大寅興行社を中心に舞台裏を記録した貴重なドキュメンタリー。
取材の中で、身体障害者や動物を使った見世物について当時の事を語るシーンがあった。今や人権問題、動物虐待の謗りを免れない
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.4

血と暴力にまみれた緊張感と、どこか気の抜けた空気感がタランティーノだなと思う。
6人がみなスタイリッシュでかっこいいのでとても画面に華がある。
ストーリーにさほど驚きは無いけれど入り組んだ時系列がラス
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いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.7

ウォン・カーウァイの他の作品は見ているのだけどこれは初鑑賞。
他の作品とはかなり毛色が違ってガチガチの香港ノワールもの。ウォン・カーウァイらしい小洒落た台詞回しや独特の間は少なめ。
それでも赤と青の照
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JULLAY 群青のラダック(2022年製作の映画)

3.5

「JULLAY 群青のラダック」
ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれたラダック地方の紀行ドキュメンタリー。
朝は放牧とバター作り、午後は大麦と野菜の手入れという素朴な生活だけど長閑で落ち着いていてこ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.3

外国人のフィルターを通した日本はこんなにも奇妙なんだなと。日本に馴染めない人間を描いているから仕方ないけど騒がしく幼稚な社会。カラオケも選挙カーも太鼓の達人も全部「ここが変だよ日本人」的な形で映ってい>>続きを読む

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.9

原作が好きだったので視聴。
映像化されると生々しさも増すし見ていて辛くなる部分も多かったけれど最後は爽やかな気持ちで見終われた。
WEGとはっぴぃえんどの音楽が良い。

マレーナ(2000年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

戦時下のイタリア、大人の女性に恋をした少年の視点から見る人間模様。少年の成長とマレーナを巡る人々のいざこざの2つの物語を軸にして話が進む。
男たちの欲望、女たちの嫉妬に翻弄され惨い目にあうマレーナがと
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.1

陰鬱で暴力的な青春。
自分の中学時代も万引きやいじめが横行していたことを思い出した。閉塞的な学校という空間で持て余した若さの行き着く先。
そんな重苦しい題材だからこそ、美しい田園風景や音楽が一層映える
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

4.0

全てベタではあるんだけど、笑いあり感動ありで娯楽映画としてバランスが良かった。
水晶玉とか高くなっていく壁とかアトラクションの再現もちゃんとある。
登場人物一人一人のキャラクターも考えられていて、神父
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南風(2014年製作の映画)

3.4

日本人女性雑誌記者と台湾の女の子の凸凹コンビが夏の台湾を自転車で巡るロードムービー。
夏の台湾綺麗だな〜サイクリングしたいな〜という気持ちになる。
黒川芽以がトントンになんどもオバサン弄りされるんだけ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.0

そこまでハマらなかった。
人の心ってそんな簡単に解けるものなの?というところで非現実感があったからかな、悪く言えば都合がよすぎるというか。
あそこまで悪く言われて普通に接することのできるジャスミンも仏
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

ピーチ姫が強キャラ。勇敢なプリンセス。
マリオカートがスピード感のあるマッドマックスのようで、これは4DXで見たら楽しいだろうなと思った。
ゲーム音楽だけでなく実際の有名な洋楽もBGMとして使われてい
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.6

今の時代若い子がSNSで知らない男の人と会うことやパパ活なんかが問題になっているけれど、当時だってテレクラやダイヤルQ2を使って同じようなことが行われていたわけで、ツールが変わったってやる事は一緒なん>>続きを読む

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

3.4

結局のところ「愛がなんだ」「南瓜とマヨネーズ」的な泥沼青春映画が好きなんだなと再確認した。
原作の漫画が良かったのでこちらも観たんだけど実写化としては良かったと思う。
ユウコ、今で言うメンヘラ的な女性
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

シン・シリーズで一番シリアスでハードボイルドかも。アクションシーンは結構見応えがあった、肉弾戦の迫力があるし軍用機からの降下とか、サイクロンで飛ぶところとか、派手で良い。
不自然な台詞回しやCGのチー
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.8

あー、うん、エモいね…という感情しか出てこなかった。
ちょっと前にツイッターで「定型的なエモ」みたいな言葉がバズってたけどこれはそんな感じ。
そういう雰囲気を摂取したい気分で見たからいいんだけど、濃い
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