TATSUYAさんの映画レビュー・感想・評価

TATSUYA

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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

「シス」とは翻訳不能のフィンランド語。

不死身ではない。諦めないのだ。不屈の精神を発揮するおじいちゃんが凄まじい。
追っかけてくるナチスに何度もやられるけど、返り討ちにしてしまうんだなぁ。話の展開も
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

この作品の作りが面白かった。
芸術性を語る序盤での小難しい話の後、リディア・ターの私生活の断片を様々に見せていく。そのエピソードが集まってオーケストラの編成になっているような感じ。この編成を指揮するの
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

4.0

人類が現れる前のこと
無限に広がる宇宙の中
天空を探査する別の文明があった・・・
壮大なSF大作みたいな設定。

なんと、主人公って惑星ソマリスに住む異星人?不時着したのは、6500万年前の地球。言葉
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

AIの殲滅を目指す米国とAIと共存するニューアジアに二極化している近未来。

AI殲滅と言いながら、アメリカが思いっきり近代兵器を使い、アジア農村地帯に侵攻、殺戮しているように観える。かつてのベトナム
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.5

幸せ?
と尋ねられても、うまく答えられないですよね。漠然としすぎてて。

ホラーらしく不気味な画面には撮れてるとは思います。でも、何か、テーマを上手く表現しきれてない感じがしてしまいます。

呪われた息子の母 ローラ(2021年製作の映画)

3.5

息子の部屋に侵入者が現れてから、息子の体に異変が起こり始める。現実の出来事なのか、母ローザの見ている幻覚なのか。
いったい、お母さんの過去に何が?過去に興味惹かれていき、観てて面白かった。ただ、最期の
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

5.0

戦車の戦いを、めいいっぱい観せてやろうという作りが、うれしい。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

大自然。羊飼い夫婦。
奇妙な事が起こっており、どういう事なんだろう、と思いつつ、日々の暮らしは過ぎていく。人物のセリフは少なく、表情もあまり変化しない。

なにか恐ろしいものを観ているような、この静か
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

4.0

エヴァ・グリーンのポスターに惹かれて鑑賞。監督さんは「ビバリウム」の方。

ある電話を境に、多忙なファッションデザイナーのクリスティーンを襲う異様な病。ストレスから来ているものなのか。呪術が重なってき
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

4.0

言ってる事は本当なのか。弁護士と殺人容疑をかけられた社長。二人で交わされる山荘での駆け引きに引き込まれる。
2016年のスペイン映画「インビジブル・ゲスト悪魔の証明」の韓国版リメイク。イタリア、インド
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インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.5

この地球上には、何度も転生している人々がおり、虚無主義者ニヒリストと信じる者ビリーバーという二派に分かれ、戦い続けているらしい。
迫力あるアクションに、SFっぽい要素も加わり、なかなか楽しめる作品だっ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

イタリアに舞台を移し、暗い凄みを増してきたという雰囲気の三作目だった。
自分の居場所をわかっている彼は、死をも厭わない。仕事をきっちりやるだけという静かな覚悟があるね。

もうこの人、一作目のような仕
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

懐古趣味的な作品にならず、変わらずのインディ・ジョーンズのテンポで観れて面白かった。
今回の敵役のマッツ・ミケルセンが、いい感じのキャラだったなぁ。

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.0

俳優さんが渋くて見応えがあった。抑えた感じで語るモハメドゥ役のタハール・ラヒムは特に良かった。

これは、モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書「グアンタナモ収容所 地獄からの手記」を題材に映画化されている
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

この人でなければミッションは成功しないだろうなという雰囲気があるね。カッコいい。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

レースシーンが凄い迫力で撮られてて、カッコよかった。

DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

2.5

くちの悪い配信女性とブレブレの画面のミックスを楽しむような作品。
スリラー映画かと思ったのに。画面が揺れすぎるし、グロいし、観るのが、しんどくなってしまった。

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.0

ノワールな雰囲気は出ているし、観ていて面白かった。
ただ、闘いの場面の動きが早過ぎて。誰なのか、何が起こったのか、よく見えないのは、もうひとつかな。それと、話が大げさになってきて、収集がつくのかという
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リアリティ(2023年製作の映画)

4.0

わさわさとFBIが大勢、自宅にやって来るだけでも、かなりの圧迫感。やり取りの緊張感がよく出ている。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

シャマラン監督作。この世の災いは、こうやって、ずっと防がれてきているのだろうか。不可思議な話だけど、テンポも良く、面白く観れた。

原題:Knock at the Cabin
監督:M・ナイト・シャマ
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デスパレート・ラン(2021年製作の映画)

2.5

ナオミ・ワッツ、一人芝居映画。

業者さんに頼み事したり、緊急に何度もかけたり、う〜ん、これは、迷惑なことないか。状況がわからず、焦って必死になるお母さんを描く作品なんですけど、イラっとします。スマホ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

生き延びてしまった特攻隊員・敷島の心に影を落とすのがゴジラの姿ようなイメージで作られていた。敷島含め戦後のひどい状況から立ち直ろうとする人々に見える悪夢なので、突飛な展開であっても、違和感ない。ゴジラ>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

痛々しい場面があって、そこは観てられなかった。

物凄く不気味で、見応えがありました。

ブラック・サイト 危険区域(2022年製作の映画)

3.0

CIA分析官アビーは、凶悪テロリスト・ハチェットと対決することになる。ブラックサイトと呼ばれる最新鋭設備を備えた秘密軍事施設で。未体験ゾーンの映画たち2023」上映作品。

面白くなりそうな内容だった
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栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

3.5

ヨーロッパの光の中の下、映し出される陰影は、絵画のような雰囲気ありますね。

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.0

何を企んでるのか?得体の知れない大沢たかお=海江田艦長が、なかなか面白い実写化でした。
この映画では、海江田艦長は静的だから、玉木宏=深町艦長を,もっと動的に熱く描いて欲しかったなぁ。

全体に静かす
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.0

黙っていなくならないでよ。というセリフが印象に残った。
毎日を静かに描いてるのがいい。

クライモリ(2021年製作の映画)

3.0

2003年公開の『クライモリ』のリブート版。オリジナル版の脚本家アラン・B・マッケルロイが今作でも脚本を担当。
ジェンは友人5人とともにバージニア州の小さな町レンウッドを訪れた。アパラチア山脈の自然歩
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ヘル・ディセント(2022年製作の映画)

3.5

『ディセント』のニール・マーシャル監督作。2017年、英国空軍大尉のシンクレアは謎の旧ソ連施設で怪物に襲われる。米国軍に救出された彼女は、近くの基地へ運ばれる。

駐留している米国部隊が、よーし、闘っ
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.5

血だらけの映画だな。
意外な展開をみせて、面白かった。

ラスト・サバイバーズ(2014年製作の映画)

3.0

水が枯渇し渇き切った世界。17歳の少女ケンダルは、いつ枯れるとも知れない井戸を守りながら生きていた。病に冒された同じ孤児院出身の少年ディーンらと共に谷から脱出するため、発見したセスナ機の修理を続けてい>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

等身大の人形は、やっぱり見た目に怖い。エンタメ的に突飛な行動になっていき、観てて楽しかった。主役の子が、生意気な感じなのも効果あった。

⾼野⾖腐店の春(2023年製作の映画)

3.5

父娘で営む豆腐屋さんと、周りに集う人達による人情劇。笑いもあり、優しい感触の映画だった。

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.5

ストーリーを、なぞっているだけの映画に感じる。登場人物の切実な訴えも、よくわからず、とってつけたようだった。

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