yukiyoさんの映画レビュー・感想・評価

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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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 ワイスピ10作目にして完結編となるパート1。詰まらなくはなかったです。
 あまり良い評判を聞いていなかったので不安の方が大きかったのですが、観ると確かに、確かにね。
 シリーズ特有のお約束が悪い方
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銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー(1998年製作の映画)

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 98年公開。
 劇場版3作目は前作の続きではなく、新作でもなく、松本零士が原作漫画の新章「エターナル編」として96年に発表したもののアニメ映画化。
 ストーリーは(最初の)原作の一年後を舞台にして
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わが青春のアルカディア(1982年製作の映画)

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 82年公開。
 ハーロックが主人公の(分かり易く云うと)単独作。
 トチローとの運命的な出逢いから海賊キャプテン・ハーロックになるまでを描いております。エメラルダスも出るよ。
 リアルタイム世代だ
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

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 81年公開。
 評価とはべつに、個人的には好きな作品。
 地球を含む銀河系が対機械化人との戦場と化して荒廃する世界観は、公開当時インパクトもあってそれなりにショッキングでした。
 大まかなストーリ
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緯度0大作戦(1969年製作の映画)

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 69年公開。
 これまでのSFに振り切った作品とは異なり、「海底二万里」を参考にした海洋が舞台の冒険ファンタジー。(おそらく「ふしぎの海のナディア」の元ネタの一つであろう)。
 緯度0の海底には何
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優作について私が知っている二、三の事柄(2020年製作の映画)

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 20年公開。
 松田優作の、俳優だけではなくプライベートや音楽活動の側面に寄ったドキュメンタリー。親交のあった俳優らの貴重なコメントが聞けるも、没後の追悼ライブに合わせたインタビューなので若干の偏
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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 古のプロレスファンなら誰もが知っている「エリック家の呪い」を映画の題材にすると聞き、興味と不安が湧きましたが、やはりとても重たい映画になりました。
 何かを考えさせられるけど、最後には何も考えられ
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SOUL RED 松田優作(2009年製作の映画)

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 09年公開。
 没後20年経って作られた、松田優作の俳優キャリアを丁寧に追ったドキュメンタリー。
 関係者の証言も多く、とても分かり易くて興味深い。
 ドラマ「探偵物語」のコメディ要素は優作自身に
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乱れからくり(1979年製作の映画)

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 79年公開。
 今の感覚だと二時間枠のサスペンスドラマに、伝奇スリラーをちょこっと加えた感じ。
 飄々とした松田優作の「探偵」役はコメディ寄りで、作品ともマッチしておりました。
 野際陽子の豪胆な
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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 3.11を含む大規模災害への鎮魂が描かれている。
 ミミズは亡くなったものの無念と、生き残ったものの悔恨を具現化しているのだろうか。つらく悲しい記憶は扉を閉ざしただけでは蟠り、いつか溢れ返ってしま
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仮面ライダーV3対デストロン怪人(1973年製作の映画)

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 73年公開。
 今回はV3メインながら1号2号のダブルライダーも登場。
 前作で好評だった怪人軍団(名乗り付き)も登場するぞ。そして全滅するぞ。
 本作の目玉は四国ロケを中心とした派手で強烈な爆破
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仮面ライダー対じごく大使(1972年製作の映画)

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 72年公開。
 今回は新1号ライダーメインで、2号は登場せず。
 前作で好評だった怪人軍団(名乗り付き)も登場するぞ。そして全滅するぞ。

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

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 79年公開。
 かなり久しぶりに観返してみた。
 リアルタイム世代なのも大きいけど、少年の成長譚として本当によく出来ている。
 機械化人への切望と復讐、ロードムービーのように展開する銀河鉄道の旅と
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1000年女王(1982年製作の映画)

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 82年公開。
 じつはちゃんと観たことがなかった「1000年女王」。こんなオカルトチックで終末感のあるストーリーだったのね。当時の影響なのか。
 舞台が1990年代で、失われた未来絵図ぅ〜な感じが
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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 IMAXレーザーで鑑賞。
 ほぼ全編広大な砂漠が舞台となるので巨大スクリーンの迫力と説得力が半端ない。加えて地響きのような音響が効果的に使われるのでIMAXととても相性が良い。たいへん楽しく鑑賞で
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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 アリ・アスター監督長編三作目は、とても面倒くさくて厄介な一作。
 正直何を観せられているのか殆ど理解出来なかったけども、母を愛すると共に拒むことに葛藤する息子VS息子を憎む形でしか愛せない母の、背
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

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 前作も良かったけど、本作はヒーロー映画の原点に戻ったかのようなシンプルな作りと、ヒーローとは何か? と云うテーマにたいへん好感がもてた。どシリアス路線から一周回ってここに着地したのは感慨深い。
 
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仮面ライダー対ショッカー(1972年製作の映画)

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 72年公開の、オリジナル中編映画。
 恐らく観たのはリマスター版なので画質が良く、ライダーもテカテカしている。そしたら桜島一号のスーツらしい、ですね。
 マフラーの位置も微妙に違う。

 時期的に
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妖星ゴラス(1962年製作の映画)

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 62年公開。
 妖星ゴラスとの衝突を避けるには地球を移動させればいいのです!
 そんな「アルマゲドン」級の発想が素敵。
 ゴラスが通り過ぎたらちゃんと元の位置に戻そうとするのも素敵すぎる。
 人類
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海底軍艦(1963年製作の映画)

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 63年公開。
 ドリルで地中にも潜れて空まで飛べる海底軍艦轟天号がかっこ良すぎて震えます。恐るべき日本帝国軍の科学力。
 マンダもいるよ。

宇宙大戦争(1959年製作の映画)

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 59年公開。
 謎のUFOから襲撃を受け、対抗策として宇宙へロケットを飛ばすまでが長い。大戦争なんだから早く行け。
 宇宙でも直線で飛びますが、特撮は安定の素晴らしさ。

地球防衛軍(1957年製作の映画)

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 57年公開。
 地球に居候したい宇宙人(ミステリアン)と、やたら好戦的で絶対拒絶マンな地球人との大きいようで小さな攻防を描いております。
 今観るとチープ感は否めない特撮ですが、技術と演出が素晴ら
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マルチバース(2019年製作の映画)

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 原題「Entangled」は「絡まった」と云う意味らしいですね。
 所謂マルチバースの実験に成功したら別世界の「自分」がやってきて自分の命を狙い始めると云う、ドッペルゲンガー的なお話。
 マルチバ
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パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

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 シェアハウスした古民家には古い鏡がありましてそこからパラレル世界へ移動できるのですが時間の流れが異なりタイムラグが生じることに気付きまして狡賢く利用するのですよ。こわいですねえ。お金なんかもくすね
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

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 一度は製作発表までされたもののお蔵状態となって幻に成りかけた劇場版が、まさかの実現。
 わたくしはSEEDシリーズの熱心なファンと云うわけではないけれど、「ガンダム」の新作映画ならば観なくてはなら
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

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 「アクアマン」2作目にしてDCユニバース、プロジェクトのとりあえず最後となる本作。
 最終作にしてヒーロー映画の原点に立ち返ったかのような、許しと調和の一作となりました。
 ユニバース感が微塵もな
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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 とてもシャマランらしい不条理スリラー。
 最後まで楽しめたけど、その理由があまりに不条理でカタルシスに欠けた気もする。それもまたシャマランらしいが。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

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 何か物足りないなとおもたらガリレオが数式をずら〜と書くシーンが無かったから、か。
 ガリレオが事件に関わる必然に乏しく、彼でなくては解けない謎でもなかった。(知り合いの刑事を助ける理由はあったけど
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

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 「四畳半神話大系」と「サマータイムマシン・ブルース」とのコラボアニメ映画。
 簡単に説明すると「サマータイムマシン」のストーリーを「四畳半」に置き換えたもので、そもそもがよく練られたコメディなので
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マーベルズ(2023年製作の映画)

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 まるで東映特撮ヒーローのOVAみたいな作品。
 気軽に楽しめて、おもしろかったです。
 ドラマシリーズを観ていないと判らないなんてことはなく、ちゃんと説明もある。チームとなる三人のキャラも魅力的に
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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 ①予想以上に楽しめました。
 ②ヌルヌルテカテカした部分もあるけど、さすがにCG表現は秀逸でしっかりと「ゴジラ(怪獣)」映画になっていたとおもいます。
 初代の設定を巧く活かしてアレンジしているし
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ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

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 恐らくOVAだけど折角なので。 
 87年の作品で、当時は声優が一新されたことでかなりの賛否を生みました。
 わたくしも一度チャレンジしておりますが、声優への違和感で10分と耐えられず断念。それ以
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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 警察の代わりに殺し屋ギルドが世界を牛耳る異世界を舞台にした、シリーズ第4弾。
 リアル指向だったガンアクションも盛りに盛り盛り過ぎてさすがにファンタジー。
 あのオーパーツみたいなスーツの生地で全
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コンビニエンス・ストーリー(2022年製作の映画)

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 あの三木聡監督で、原案がマーク・シリングと云うアメリカの映画評論家の方。
 その経緯は検索にお任せするとして、一風変わったラブストーリー…ではなくて世にも奇妙なストーリー系です。
 おもしろいかは
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貞子DX(2022年製作の映画)

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 ハズレ作も多く、貞子の神秘性もクソも消え失せたこのシリーズ。久々の当たりでした。
 貞子の呪いを完全にミステリーの「謎」とすることで新しい作風をシリーズに吹き込みました。ホラーでは無くなっちゃった
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

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 動物の世界ではなく、人間と(普通に喋るし服も着る)動物が共存している世界は『ズートピア』を観ていると、ん? となるけど、先入観の記憶と歴史の話でもあるから人種差別の擬態化なのかしら。
 「ルパン三
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