多摩さんの映画レビュー・感想・評価

多摩

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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外の世界に出て、白黒からビビッドなカラーへ変化するコントラストが印象的だった。
男の支配欲とかリアリストを気取ったペシミストだとかの描写で、女が自立して人生を生きる話のようにも見えるけど、もっと核心的
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ゴジラ(1954年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

台詞は聞き取り辛いし、ゴジラもかっこよくないし、ミニチュア感丸出しで映像的にはしんどめだだった。
尾形達が訪ねてきて芹沢博士が葛藤するシーンが良かった。
水爆が呼び寄せた(というのは作中でも解釈の範疇
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127時間(2010年製作の映画)

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SAWみたいになったら嫌だなあと思ってたらSAWみたいになったので嫌だなあと思った

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

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冒頭の狩りで罠を使っていたり、ゴリラ同士で結構コミュニケーションが取られていたりと知恵が強調されてたような気がするけど、仕草や行動が人間っぽすぎてちょっと擬人化が過ぎるかなとも思った。
襲いかかってき
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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環境テロに走るのはいいけど、娘が人類が危険に晒されたら「やっぱやめ」て。
陰謀論おじさんの台詞は味わいがあっていい。
ゴジラアックスも地表貫通熱線もかっこいい。
地球の王であるゴジラにメカゴジラで対抗
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ミッシング(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

何かをせずにはいられないけど何も進展しない、そのヒステリックさが痛々しい石原さとみ。
冷静さを努めすぎて妻のサンドバッグにされがちな青木崇高。
真面目ではあるけれど信念を貫き通せるほど強くもなく、うな
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

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序盤からベトナム戦争っぽさが強調されてたけど、「敵など存在しないのかも」みたいな台詞で髑髏島の調査そのものがそれと重なってる事に気が付いた。不必要に「未開」の地を踏み荒らして痛い目見るという反戦映画だ>>続きを読む

碁盤斬り(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

約束を破るという事をとても丁寧に描いた話だった。
序盤は柳田の生真面目さ、不器用さ、頑固さ、気高さ、かっこよさを感化されていく万屋と共にこれでもかと見せつけられた。
楽しい時間から一転して妻の死の真相
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トラペジウム(2024年製作の映画)

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90分アニメなので異常にトントン拍子ではあるんだけど、番組の企画ユニットという規模感が程よかった。
本気の憧れからくるストイックさや若さからの全能感に基づいるのであろう行動力、歳相応の視野の狭さを軸に
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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主人公のロマンスよりも脇役の描写の方が面白かった。
マッチョイズムの自縄自縛みたいなのとか、ゲイがいきなり距離詰めて突き放される辛みとか。スパイの板挟みにありながら信念を貫こうとするけど、今際の際に見
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

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あんまりテーマを汲み取れなかった気がする。
単に人間を模して作られた存在の自我というブレードランナー的な話ではないような気がした。
最後の生を理解することなく命は尽きる、みたいなニヒルというか無常な感
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ソラリス(2002年製作の映画)

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ありきたりな愛と摩擦の描写、わざとなんだろうけどやたら間延びしたカット、耐え難く冗長だった。腰を据えて観るのがしんどすぎて移動中の暇潰しに観てた。
それでもネームバリュー込みとはいえ最後まで観ちゃった
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

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派手なドンパチがイイ。
顔を撫で下ろす仕草とケツを触るのの対比とかもいい。極めつけの鏡の演出がめっちゃかっこよかった。
トラボルタ悪役じゃないんだと思ったら悪役だった。悪役じゃないんだけど……

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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米兵に英語で話しかけられて英語で何言ってんだって返す所が面白い
おねショタ

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元カノが死んでから自分を責めたり、実験の爆発を目の当たりにしてから水爆反対への心変わりに向かっていったりと、オッペンハイマーには自分のやってる事への当事者意識の薄さみたいなのがあるのかなって感じがした>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

破滅的な青春の話だと思っていたけれど、ニコルソン曰く自由を語りながら自由を恐れる時代に捻じ伏せられた若者の話って感じだった。
プッシャーやって得た金でイージーライダーを始めて、時計を投げ捨てるのがかっ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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取っ組み合いで手に取った缶をパンに持ち替える所がめっちゃいい

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

比喩じゃなく悪夢を見ている時の感覚がずっとあった。
謎の暴力的な集団が家に入ってこないか気にかけつつ焦って小銭を取り出そうとして、結局支払いも出来ず家にも入り込まれて荒らされる厭さだとか、終始自分だけ
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