父親はクズだが、息子といる父親をみていると憎めない。芸術家を志ざした者は社会不適合者になりやすいが生きていくのは難しいので、労働者のマインドを持って人生を建て直すには苦労する。
パスカルズの音楽に乗せて葬列は「野のなななのか」とそのまんま同じやないか。
とは思ったけど、そのシーンも含めて良かったよ。
登場人物が多すぎるので2時間では内容に追いつけない。相関図を見ながら観ました。
帰国事業がいかに悲劇をもたらしたのか、身に沁みて分かる作品。
心ないツイートした人たちの言葉に心を痛める必要はないが、腹は立ちました。
「なぜ君は~」と同じ日に連続して観た。ラスト開票あたりのシーンには高揚感があり、泣けた。撮影と編集による演出が上手い。
PR映画と言われて監督が反発していたけど、平井議員を悪く仕立てた演出はいくつも>>続きを読む
有名な俳優が多く出てる訳じゃないので、ベンチャーの雰囲気も新卒採用の試行錯誤もリアルに感じられて良い。
本当の名作。あの花とは全く違うファンタジーだけど感動と余韻が大きい。
劇場やプロジェクターで観るとどんな映画にも余韻を感じて高評価になりがちだけれど、千と千尋はテレビで観たのに世界の余韻が残っている。
それだけそこには出来上がった世界観があるのだろう。
唯一無二の映像体験という意味で、他のどんな作品でも代替できない作品。
前半部分は様々に工夫を凝らした撮影手法で魅せつけられ、転じてラスト60分の長回しでは幻想の街の世界観と没入感が凄い。
物語性と>>続きを読む
色々面白い要素あるのに惜しい印象。
特に後半。原作上下巻みたいだから詰込み過ぎてそれぞれの要素が薄くなってそう。
やる気が感じられなかった。
これはさすがに撮れ高ないし、監督も困っただろう。
なんであんな予告になったか、苦肉の策に思える。
誰にでもある感情をうまく切り取ってる。行きつけの飲み屋が日常と非日常と過去と現在を繋ぐような感覚も分かる気がする。
こんな気持ちは10年経った頃、やっと色褪せてくる気がする。
資格試験の直前期に重なってどうしても観にいけていなかったけど、唯一まだ、下高井戸シネマでやっていたのでようやく観に行った。
紀里谷さんのいくつかのインタビューを観て覚悟していたけど、現実世界の人々の異>>続きを読む