よっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

よっちゃん

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フォロウィング(1998年製作の映画)

5.0

これがノーランのデビュー作、、、さすがすぎる、かっこよすぎる。
登場人物がみんな胡散臭くてよかった。小道具もモノクロの映像もかっこいい。長さが短いのも新鮮だった。余す所なく見た上で飲み込まれる感じ。最
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.5

サスペンスだと思って見始めたらラブストーリーだった。黒幕の登場があまりにもあっさりしていて伏線回収とか推理要素はほぼない。「アーミッシュの女性と一般的なアメリカ人男性の恋のきっかけはなんと殺人事件だっ>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.5

仕方がないから生きてるんだけど、そのためには絶望に追い付かれないように何かに集中したり反復したりする必要がある。自分のことを持て余す感覚はわかる。すごく高度な調節を自分以外の周囲がこなしているようにみ>>続きを読む

バンディッツ(2001年製作の映画)

3.6

やんちゃなケイトブランシェット新鮮でめちゃくちゃ可愛かった

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

個人的な感想としては、結局大事なのは持久力だよなと思った。精神的に問題を抱えていても体力がまじで生きる力だよ。最後まで踊り切った人が尊重されるのわかりやすい。パワーは体力。これはカルトだけど、、、
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

5.0

淡々とした進行の中で、少しずつ明らかになり、際立っていく主人公の哀しさと愛が素直に心に沁みた。生きていると、自分の身体を剥ぎ取りたくなるくらい哀しいことがある。記憶として残っていても持て余すし、薄らい>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

相変わらずアクションシーンはめちゃくちゃ楽しい。スーツかっこいい。どんな素材。こんな動けるスーツ。
めっちゃ簡単に人死ぬ。マナーが人間を作るなどと言っているが、前作のやんちゃで無分別な若者だったタロン
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魂のまなざし(2020年製作の映画)

3.6

女性蔑視の風潮が強い中でプライドを保って仕事をすること。知らない誰かに内面を晒して身勝手な評価をされることについて、画家という営みの中では特に、満身創痍だっただろうと想像される。彼女は強い人として描か>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

初期007のオマージュ映画(言い切っていいんじゃないかと思う)。アクションシーンは見応えすごかった。無茶のある展開も小道具も癖の強い悪役も、お色気シーンまで、007だなーと思った。演出がこってりしすぎ>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.6

ストーリーや台詞回しはいかにも日本的で、既視感があり、取り立てて印象的なものはなかった。
黒澤明監督が日本で撮った作品には違う面白さがあるのだろうか。これを日本で撮ったらつまらないものだっただろうと感
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アムステルダム(2022年製作の映画)

1.0

極めてシリアスな題材をベースに、現代的で内向的な恋愛や価値観についてスポットしているコメディという印象。
ぜったい茶化しちゃダメなことを茶化されている感じがする。コメディにするには1000年以上早い題
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シャイン(1996年製作の映画)

4.5

過度に人生を美しく描く内容ではなくて、暗い部分や、許せないこと、どうしようもなく突然身に降りかかる不幸が真摯に描かれていた。それでも、美しい人生だった。

M(1931年製作の映画)

4.0

無音の効果がかっこよすぎた。口笛の不気味なメロディ。カメラワークの演出が最高。悪者たちが殺人鬼を捕まえるために結託する展開もアツかったし、裁きを下そうとするシーンも圧巻だった。正式な裁判とは異なる迫力>>続きを読む

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.0

これはわからん人からしたらまじで1ミリもわからんだろな。めっちゃくちゃダメな人間なんよ、わかっとるんよ、消えたいくらい後悔して、そういう時にまた娯楽みたいに人間をとまり木にしてしまう。そして人生はつづ>>続きを読む