サメさんの映画レビュー・感想・評価

サメ

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コンジアム(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーとして、本当に素晴らしい作品だと感じます。

人間は何を怖がるのか、登場人物がどうなったら心の底から震え上がるのか、絶望ってどういうことなのか…

それらをひたすらに考え抜き、類稀なるセンスを持
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

初代ジュラシックパークから炎の王国までの全ての作品に対するリスペクト、そしてジュラシックシリーズにおいて提起されてきた問題に対する1つの答えを出した作品だと言えると思います。

この作品は、映画として
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グレイヴ・エンカウンターズ2(2012年製作の映画)

3.5

ラストの描写をどう捉えるかによりけりだとは思いますが、難しい映画だなと思いました。

所々今までになかったような展開(1度入ったヤバい空間から逃げる事ができるなど)があり、おぉっ!と思わせてくれる反面
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.8

何書いてもネタバレになってしまいそうな感じがあります笑

謎解き要素も多く、爺さん・婆さんの奇っ怪な行動の理由を探って行った先に待っているとんでもない真実。

そして子供たちがとった行動は…とても見て
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.0

無垢なる村人と、村を囲む森に潜む怪物の話…

問題は、怪物とは何者なのか…

村人は本当に、無垢なるものなのか…

人間の持つ、ある種の狂気のようなものをまざまざと見せつけられた、独特の世界感を持った
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

歌うことって素晴らしい!って感じさせてくれる作品です。

私はカラオケが好きな程度ですが、きっとそれでもいいはず。

才能の有無・まじめさ・不真面目さ・不遜さ・諦め・憧れ・自信…様々な要素を持った人た
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

個があるが故に集団があり、集団故に個がある。

いつの時代も先駆者は理解されないものです。

アリはせっせと1つ1つの食べ物を手で運び、隊列を乱さず、黙々と働く存在ですが、その列に隙間ができただけでう
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

才能とは、生まれつきによる所がどうしても大きいし、その才能故に望まない人生を送る人も多くいるはず。

そんな悲しい現実に堂々と宣戦布告した映画だと感じました。

ネズミでありながら人とコミュニケーショ
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.5

自由と宿命に立ち向かった、弱くて、愚かけど、強くて賢い女の子の物語ですね。

映像美や伏線の回収の仕方はさすがと思わせてくれるところがあり、全体的におどろおどろしい空気を纏いつつも、所々で笑いを混ぜて
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的な意見を書き連ねます。あくまで記録用、くらいに思っていただけると幸いです。

まず単純に映像が死ぬほど綺麗です。序盤、暗い夜、雨の中、ドブにハマったウィリーを助けるシーンは、ピクサーの映像技術は
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燃える昆虫軍団(1975年製作の映画)

3.5

作品としては面白いのですが、色々と詰め込みすぎた感があって逆にリアリティーが落ちてしまってるような、ちょっと残念な映画です。

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.8

後輩に勧められて見てみた映画です!

宇宙人っていうイメージを一転させると言ってもいいくらいクソ陽気な宇宙人ポールとオタクの2人組、そして彼らを追う謎の組織の物語です。

とにかく笑えます!楽しいです
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デス・クローン(2001年製作の映画)

1.5

かつて中学生の頃に一度借りて、あまりの低レベルさの作りに序盤で見るのをやめた作品です。

10年以上の時を経て、ものすごく時間が有り余ったのでクソ映画をあえて見ようと思い、再見しました笑

うん、クソ
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

4.0

個人的にかなり好きな作品です!
宗教、現実、性、ドラッグ、愛、そして生きるということについて、ある意味ここまで生々しく、かつ面白おかしく作った映画はないんじゃないかと思います!

今までになかったもの
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チコと鮫(1962年製作の映画)

4.5

サメ、という存在を友達として扱っている非常に珍しい作品です。撮影上扱いやすいイタチザメを使っているようで、なんだかサメがとても可愛く見えてくるカットの多さに、「こいつ、本当にイタチザメだよな?」とすら>>続きを読む

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.1

ホラーというよりはコメディーですね。

でも発想は凄いと思います。今は割とこういうわけわからないタイプの映画もありますが、昔はこういう映画はもっともっと少なかったと思います。

その中で、トマトを使っ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

興行的な意味合いか、単純な映画への愛かは分かりませんが、今までのシリーズを意図的に踏襲していることがよく分かる映画でした。

恐竜との共存、を目的にしたと言ってもいいこの映画は人間に対して生命の安全・
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

解説書を事前に読んでなかったら、ラストシーンで

と、言うことなんだ!

的な終わり方をされて訳わからないまま終わってただろうなと思いました笑

でも発想や構想がとにかくずば抜けてて、変にリアルなとこ
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

アメリカを少し小馬鹿にした感じの話を進めて置いてラスボスの名前が

ヴァラクって笑

もう完全にあの人でしょ笑

大統領でしょ笑

って思いました!ただ、それまでのストーリー展開や今までになかった演出
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

えぇ…アナベル強すぎないか…

って思ってしまいました。

まぁ、アナベルが強いというよりかはそこに取り憑いたものが強いんだと思うけども…

宇宙人王さんとの遭遇(2011年製作の映画)

3.8

見ている側としてもどっちを応援して良いのかわからなくなる作品です。

2回見返すと、より楽しめるタイプの映画だと思います。

ただ、ワンさんはどうやって中国語覚えたんだろう…笑

八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

雰囲気が良く、役者も豪華すぎる…と思いながら見ました。

近代化していく日本社会の中にまるで取り残されたような、インフラも最低限のものしかなく、代わりに言い伝えと祭りと半鐘が残る、そんな旧時代を感じさ
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.5

ミニオンというものについて知りたくて借りてきてみました。

これがミニオン1作目?なのかな?

すごく面白いとか、可愛いとかは別段思いませんでしたが、グルーよりもミニオンが売れたんだなーって感じた映画
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.5

穢れた英雄譚であり、中東とEUがなぜ争い合うようになり今に至っているのかを分かりやすく説いた、そんな映画だと思います。

軍人ロレンスは自分を他人とは違う人間と思っており、周りに侮蔑されながらも、自分
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ケース39(2009年製作の映画)

3.5

子供が敵になるホラーは個人的に最強だと思っています。

なぜなら、勝ち目がないからです。良心の呵責とまずは戦わねばなりませんし、化け物を倒すよりも勇気がいります。

間違えではすみませんからね。

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モーテル(2007年製作の映画)

3.5

ストーリ自体は正直そこまでひねった感があるとは思いませんでした。それに、こんだけ失踪者が出てれば警察だって捜査すると思うし、監視カメラももっと見つけられる人はいると思うのにーとか、突っ込みどころは多々>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

4.0

真っ当なホラー映画に推理要素を混ぜたって感じですね!

POVとか低予算ホラーが流行る中でこういう王道的作品がしっかりと評価されるというのは良いことだと思います。

続編も面白いとのことなので見続けて
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

三船敏郎が農民のことを卑下する台詞を言い続けるシーンがこの映画の全てであると私は感じました。

人の汚さというのはある種当人たち、同類でしか分からない!といいだけだな、しかしそれであっても人はかくも美
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

台詞の言い回しや殺陣などの部分はすごいと思います。

しかし、個人的には羅生門や生きるの方が、黒澤映画!という感じがします。

なんといいますか、アクション映画はどうしてもメッセージ性がドラマ映画に比
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武器よさらば(1957年製作の映画)

3.5

うーん、こういう作品があったからこそ今の作品たちの基礎ができたという意味では価値があると思いますが、リアルタイムで観てない私のような人間にはやはり古臭く、テンポもゆったりに感じてしまいました。

チップス先生さようなら(1969年製作の映画)

4.5





曲がりなりにも、自分が人にものを教えなければいけないことが増えて来てしまった為、教えるってどういうことかきっかけが欲しくて見てみましたが、人にものを教えて結果を出すよりも、人を教えることは相手
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.5

作りが丁寧なのか粗いのかすら、よくわからない作品。

しかし、すごく説教くさくて個人的には好きですね!

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

この主人公、もしかすると変人というよりは発達障害なのかな?と感じてしまいました。

解読不可能と言われた最高レベルの暗号機エニグマの暗号を解読し、自国を救えといつミッション。

個人的に面白いと感じた
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ザ・サンド(2015年製作の映画)

3.8

あんまり期待せずに見ましたが、新しいタイプのモンスターパニック映画だと思います。類似作品をあげるならばトレマーズが近いと思います。

浜辺で若者が乱痴気騒ぎを起こし、酒を飲みみんな潰れて朝を迎えると、
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フッテージ デス・スパイラル(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

個人的には1よりも面白いと思っています。

前作を見た人にとって、敵はブギーマンですが、そういうのを取っ払って見直してみると、単純に敵は愛する人の子供です。

今までのホラーからすれば、基本的に子供は
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