zenimaruさんの映画レビュー・感想・評価

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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

2.7

前作を観てどう続けるのかなぁと思ってたら、期待通りにダークな方向へ持って行ってた第4作。

エイプ側も人間側も新しいキャラクターが登場してたし、おそらく数世紀経った世界の描写も良くて面白かった。

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.2

期待してた作品だっただけに、見応えある作品で嬉しかった。

原作を読んでないだけに新鮮に観られた一作だった。主人公に感情移入しまくった反面、彼女の周りに出てくる人物だちはキッパリ愛と憎に分かれたかな、
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

2.3

この手のスパイ物にしては微妙だった。

話やアクション諸々含めて斬新な、類似作品と差をつけるポイントはあまりなかったなと思う。

差をつけるという点はエロに頼りすぎ。正直言って入れる必要はあまりなかっ
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ANON アノン(2018年製作の映画)

3.0

完全ノーマークだった一作。観始めて30秒で「あこれ好きなヤツだ」って分かった。

アマンダ・サイフリッドをこんな作品/役で見るのが初めてだったんでそれも新鮮だった。

近未来SFとしてはダーク目な世界
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.5

ずっと観たいリストに入れてたけど観てなかった作品。待った甲斐があった一作。

キャストがキャストなだけに全てのキャラクターが魅力的だった。

ストーリーも「仲間が命をかけてナチスと戦ってるのに芸術品を
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.0

新海監督の作品なだけに映像は最高に綺麗だし詳細な部分まで描かれてたし感動した。

ただ登場人物を見渡しても魅力的なキャラクターがいないなぁという所が深く印象に残った一作だった。

ストーリーも特にこれ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

一種の低予算映画の金字塔だと思う。セットは最低限に抑え、登場人物も然り。ただ脚本だけはしっかりと組む。話の面白さで勝負。基礎がちゃんとしてればアイディア勝負だけで十分面白い映画は作れるという証拠だと思>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

【公開前に感じていたこと)

決して原子爆弾を美化した作品ではない。なのでなぜ日本での公開がここまで時間かかったのか、そこら辺の判断基準に大きな怒り呆れ虚無感と言ったものを感じた(ている)。

【作品
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.7

提示した数字とは相反して普通に楽しめた映画だった。設定も大戦後の日本というだけあって非常にシンプルで「G細胞」とか「○○光線」と言った単語が出てこない分説得力/現実性が増したように感じた。

ただ;
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

今まで白人によるアメリカ先住民の扱いを描いた作品が少ないなか、かなり珍しい角度からテーマに切り込んだ作品だな、と思った。

事実に基づいた作品だという分、観終わってからの胸糞悪さ、人間不信に陥る度合い
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.8

トレーラーやポスターを見た感想と違って、宮沢りえが主演じゃない映画。日本の政治の最大限に皮肉ってる作品。日本資本の映画でよくここまでやれたな、というのが正直な感想。

最終的にはユートピアというか「こ
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

4.2

こういう映画はもっと作られるべきだと思う。特にメッセージ性があるわけではなく、ただ観客を楽しませるために作られた映画。

事実に基づく、というのは麻薬密売人が森の中にコカインを落としたという部分だけか
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デート&ナイト(2010年製作の映画)

3.0

普通に何の捻りもないコメディ映画だけど、設定、台詞、演技が良くて何度観ても笑える。スティーブ・カレルとティナ・フェイのコンビ最高で。

ゲスト的な扱いで出てるキャストも豪華。

何も観る時がない時とか
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.7

公開明日までとの事でギリのタイミングで観てきた。

とにかく台詞は全て決めまくる。アクションはカット割れを激しくしてテンポとキレイ重視でと思ったらいきなりスローを入れたり、といわゆる「全部乗せ」のイン
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

初っ端から「ウェズ・アンダーソン・ワールド」前回の作品です。個人的には彼の作品の大ファンなので大満足でした。

いつもの「ウェズ組」のキャストに今まで出てなかった「ゲスト」キャストも全員実力派。どのキ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.7

「微妙にホラーになりきれてないなぁ」っていうのが率直な感想だった。

設定もキャラクターも色々良かっただけに惜しい作品だった。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.0

アクションに関してはいつも通りキレッキレ、魅せられたドキドキした最高だった。

ただシナリオ的なところは「…」だった。やっぱり顔がない敵を出すってリスキーなんだなぁ。

潜水艦ってインターネットに繋が
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

クリスタルスカルという映画史上稀に見る超駄作を経て、原点回帰したという感じでした(いい意味で)。

ヒーローがいて、ヒロインがいて、サイドキックがいて、バッドガイがいる。色んな国へ行って、色んな歴史的
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.0

もちろん存在とストーリーはアメコミ読んで知ってました。今作の元ネタの「The Flashpoint」も読んだので、TV シリーズは見てなかったですが、内容で迷ったとこは0。

「まぁ面白かった」という
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

前知識0で観たので、思ってたのと全然違う展開で面白かった。

箇所箇所で配置されてるミスディレクションもいい感じに騙しにきてた。

久々にのめりこめたホラー(なのか?)だった。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

正直言って最高だった。前作よりもテンション高めなアクションシーン、洗練されたギャグ、敵キャラの数々。

そして今回も出てくる多々のバースにいるスパイダーマン達。全員キャラが立っててるけど、全然お腹いっ
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メデジン 麻薬カルテルをぶっ潰せ!(2023年製作の映画)

2.0

まあまあ面白かった、にとどまりました。B級映画にしてはアクションシーケンスなどかなり凝った作りの部分もあったけど、もう一つなにか物足りないな、と。

有名俳優(?)の出演ありっていう点も「おぉ!」とな
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

古き良き時代のハリウッドでのとある事件をという感じの作品です。

改めてタランティーノも会話劇撮るの上手だなぁと思いました。キャラクター作るのも。

やっぱり実際に起きた事件を〜という作品なので「あの
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.4

まぁまぁ楽しめた、という感じです。

キャラは全員立ってるし、ギャグや笑える一言がちょいちょい挟まれる台詞もいい感じでした。あと新幹線という状況下で手に入る物なんでも使うアクションもいい方だった。
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.0

大好物なジャンルなので全てがドンピシャでした。

ストーリーキャラもバッチリ、これ以前しばらく見てなかったエドワード・ノートン。やっぱりいい役者だなぁと改めて思いました。

年代物(1950年代)の探
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

こんなに観たあと胸糞悪くなる映画は初めてかもしれません。ちなみに、これ褒め言葉です。

扱ってる題材が題材なので、「復讐完了めでたしめでたし」と終わるのは簡単だと思う。ただ実際に、リアルにどうなるかを
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

2.8

本当に何年ぶりかっていうくらい久しぶりのロバート・レッドフォード映画。

題材になってるビル・ブライソン氏の本を何冊か読んだことがあるので、映画で描かれてる人物像を「多分本当にこんな感じなんだろうなぁ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.5

超ガイ・リッチー作品です。ロックストック〜スナッチ〜レイヤーケーキと雰囲気は一緒。ガイ・リッチーっぽさない映画を観たいなら絶対オススメしません。ただ彼っぽさが全面に出てる映画ならぜひぜひ。

本当に会
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

2.6

まぁまぁ面白かったな、と。個人的には久々の真面目マット・デイモンでした。

フランスにいるのに「俺はアメリカ人だから」っぽさを出してるところが非常にリアルで(彼が、ではなくアメリカ人がそうだから)観て
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

2.3

微妙に何になりたいんだか分からない映画でした。

王道のアクションやスリラーではなく、いわゆるカルト的な人気作、「変だけどなんか面白いよね」枠を狙ってるんだと思う。

ただ主人公がニコラス・ケイジな時
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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

2.7

途中から思ってた方向とは全く違う話になっていったにが面白かったです。色々な偏見(差別)は危ないんだよというのがメッセージだったのかな。

ネタバレになるので大雑把な感想まで。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

いつ観ても面白い。設定もしっかりしてるし、出てくる悪魔や天使役にしっかりとアジを出せる役者が配役されてるのが最高。

レイチェル・ワイズ最近見なくなったなぁ

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.0

観始めた時は展開が全然読めなくてただひたすら主人公の境遇に同情して観てしまった。彼女の努力凄まじいなぁと。

物語の展開とかテンポ、キャラクター、色々なポイントから見てもよく組まれた脚本だなぁという感
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.2

すごくグサっと来た一本でした。個人的に思い入れがあるポイントも多々あって最初からグッと心を掴まれました。

社会的に「正」とされない「◯◯マイノリティ」と分類される人たちの物語。女性、精神疾患者、黒人
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.7

完全ノーマークだった事もあってかなりの高得点でした。

基本はアリシアとジンの会話劇。ただ本のレベルが高いのと二人の呼吸の有ったやりとりのおかげで物凄くのめり込めます。本で言う「ページを捲る手が止まら
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

「ザ・アントマン」といy感じでした。決して批判ではありません。時折ギャグを挟んだ笑える感じの、だけど時にハラハラさせられるMCU作品。量子世界が舞台だからもちろん背景含め映像はすごく綺麗。

まぁMC
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