泣いたって、格好つかなくたって、それでも夢のため何度でも立ち上がる。
モンスターに怯え逃げたベル・クラネルが、英雄を目指して成長していく物語。
大雑把には俺TUEEE系に入りそうだが、レベル制を取り入れることで爽快感は残しつつも、理不尽な力の前に窮地に立たされる緊張感もある。
また戦闘シーンのクオリティも高い。剣技や魔法を使ったスピーディーなアクションはとても見応えがあり、強敵を打ち破ったときの興奮は格別だ。
そんなベルの成長が主軸にあるが、同時に仲間たちとの絆も胸に刺さるものがある。
皆それぞれ心の内に弱さを抱えており、そこに手を伸ばすベルの優しさ。
ただの利害関係じゃない、絆で結ばれた彼らの冒険をこれからも見続けたいと思う。
