9人の舞台少女が持ち合わせたクソデカ感情をぶつけ合って一番煌めいていた奴が最強になれる選手権
当方、本作の視聴前に少女革命ウテナに脳を焼かれており、類似作品を求めここに辿り着く。
なんでも本作の古川監督が幾原監督の弟子にあたるとやらで、オーディション(デュエル)やアタシ再生産(絶対運命黙示録)を観てニヤける。
青春群像劇いいぞーって視聴していると7話辺りで話の雰囲気が変わってくる、この女のクソデカ感情がデカすぎる...
⬇ここから少しネタバレ⚠️
🦒は何者か?少女アニメで憑きがちな悪魔的ポジションと思わせながらお話の後半で🦒がこっち向いて画面越しに話しかけてくる。「お前らが観たがってるんだよ?」、「俺ら一緒やで?」と。そこで視聴者は観客であることを認識する、作品の一部にされる。
オーディションの演出では、舞台がテーマであるため、上手下手がかなり意識されていると思う。目まぐるしく戦う(踊る)少女達の立ち位置が右へ左へと入れ替わり、最後までどっちが優勢になるのか予測できず視覚的に楽しかった。
てな感じで非常に楽しめる作品だった。ウテナとは本筋のテーマが違い、この作品自体にとことんハマってしまった!
が、恐ろしいのはこの作品、劇場版のクオリティが高すぎること。これを観てから本アニメを見返すと情緒が乱れまくる。
🍅「わかります...か?」🦒