ぐあんしゃん

ウマ娘 プリティーダービーのぐあんしゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ウマ娘 プリティーダービー(2018年製作のアニメ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

競走馬が擬人化!?
その設定に最初は驚いたが、観ていくうちにどんどんハマっていった。耳も、尻尾も、名前も観ていくうちに気にならなくなる。
ウマ娘のビジュアルが可愛いだけでなく、ストーリーもしっかりしているのでとても面白い。笑いあり、涙あり。現実の競馬がそうであったように、競馬ではレースそのものに、あるいはそのレースに至るまでに数々のドラマがある。本作品には現実のドラマも上手く取り込まれている。第5話の日本ダービーはもちろん、第7話から第12話のジャパンカップに至るまでの盛り上がりもよかった。
キャラクターについても、現実のレース・馬同士の血縁関係・各馬の特徴なども反映されているのが面白い。特にレースシーンは実際の競走と見比べてもその再現度の高さが凄い。
(もしかしたら現実の競走馬も、レース終盤で追い抜かれた時は「ムリ〜」と思っているのかもしれない…
スペシャルウィークの「日本一のウマ娘になる」という夢は「たくさんの人の夢を乗せて走る」に変わる。同時期には存在しえなかった競走馬達による「夢」の対決や悲劇からの奇跡の復活という「夢」。
作品そのものが色々な「夢」や「想像」を膨らませてくれました。
第2期にも期待!