このレビューはネタバレを含みます
この感情に名前をつけるのは、
あまりにも軽薄だ。
それでも、今彼女が抱えている不安を
取り払って救ってやりたい。
たとえ、自分にそんな資格があるとは
思えなくても。
この感情を、
この感情を、
この感情を、『恋』と呼ぶには
あまりに軽薄だ。
”今 このひととき
傘をとじて君の雨に濡れよう
どこまでも あおく
懐かしさだけで触れてはいけないものを
今 僕だけが守れる
今 このひととき
降りしきる君の雨に 君と濡れよう
どこまでも あおく
あおく輝き続けられるように
今 僕だけが祈れる”