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輪るピングドラムのAのネタバレレビュー・内容・結末

輪るピングドラム(2011年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

続きがどんどん気になるアニメだった。

決め台詞とか、過度なブラコンとか、寒いやり取りとか、はじめは結構キツイなと思ってたけど、それぞれにまあまあ意味があったことがどんどん分かっていった。

1話目から色々と意味が詰め込まれていて、たぶん何周か観ても新たな発見がありそう。

運命、選ばれること、分け合うこと、何者にもなれないこと、親の呪い…
色々なテーマが、様々なメタファーとともに一本の筋で描かれていた。

ただ、前半の苹果ちゃんストーリーが少し冗長だったかもしれない。
ももかへの思いと残された人々を描くのは大事だと思うが、後半のさねとしの過去や、ラストの運命の乗り換えをもう少し丁寧に観たかった。
まりおさんも、守られる側としてしか描かれず。いつまりおの帽子持っていった?

ラストに向かって、なんだかもう少し壮大で面白くなりそうな雰囲気を感じたが、意外とラストはあっさりな印象。日記結局いらないのか…
ジョジョ某部ラストみたいな、なんだか完全なハッピーエンドではないような。

でもまたいつか、運命の乗り換えで会えるのかもしれない。
A

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