いめーじ

ダーウィンズゲームのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

ダーウィンズゲーム(2020年製作のアニメ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

物凄く懐かしい気持ちになるザ・王道なOPの映像、しょっぱなから主人公が新種の能力を得て最強ヒロインに惚れられる景気の良さとか、掴みはバッチリ。観ている間はとても楽しい。
6話の人工呼吸だったり9話のスコーピオンン(銃)などは映像表現として完全に失敗していて強烈なツッコミ所はあるけれど、もとよりB級感をガンガンに纏っているので本気で指摘しようとは思わせないし、キャラの掘り下げや強さのバランスに関しては文句無いので、結局は良い印象が強く残るズルいアニメだったよ。
ヒイラギさんには普通に泣きそうになったもんです。
EDの『Alive』も好きだし、イントロを使った引きも秀逸だった。
ただ最終回である11話は原作の改変が目立つ作りになっており、原作の王さんは普通に転送で消えるのだが、消える前に撃たれまくるアニメのアレンジは素直に良いとは言えない気がする。
スイが悲惨な状況を見て吐きそうになるシーンが無かったり戦いが終わった後の雰囲気も軽いものになっていて、漫画ではあまり感じなかった俺ツエーみたいなノリが前に出てしまっているんじゃないかなぁと。
つまりは原作の方がさらにおもしろいしキャラデザも良いよっ。