宇宙よりも遠い場所の瀬口航平のネタバレレビュー・内容・結末

10年ぐらい前の若い頃の気持ちを思い出した。あの頃はほんと夢見がちで、でもなんでもできると心から信じていたなあと思う。いろいろあって、周りからも影響を受けて、少しずつ自分の世界が色あせたり、現実がどうのこうのとか考え始めるようになったけど、このアニメを観て、意外と今でも何だってできるかもって思えた。一話を観たときに少しだけ未知の世界に踏み出すことをためらってる自分がタイムリーでいたからかもしれない。現実的なキャラクターとして描かれているめぐっちゃんの、無理すんなよ、そんなに頑張って失敗したら立ち直れないぞ、的な発言がかなり前半は象徴的。多分、失敗するかどうかは問題ではなく、先のことはわからないけど、何があっても希望を持ってなにかに向かい続ける、というその姿勢こそが大事、なんだと思った。それさえ忘れなければ、きっと何があっても大丈夫なんだなあ。そういう時間をどれだけ過ごせているかが、人生が輝くかどうかの分かれ目なのかもしれない。結果ではないのだ。プロセスなのだ。(by日向)
ちょっとだけ、だいぶ？？かもしれないけど、未知の世界に踏み出すつもりなので、勇気とワクワクをもらえました。ありがとうございました。