ののたろう

宇宙よりも遠い場所のののたろうのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙よりも遠い場所(2018年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ
高校2年生の玉木まりはここじゃないどこかに行きたいと思っていた。そんなとき南極観測隊の亡き母を持つ小淵沢報瀬が南極に行く計画を立てていることを知り、まりは一緒に行くことを決意。
まりのバイト先の同級生三宅日向は中学の部活で先輩よりいい成績を出したことをきっかけに嫌がらせを受け学校をやめる。まりと報瀬が南極に行くことを知り便乗することにした。
白石結月は子役から俳優業をしており友達がいなかった。仕事として南極観測のオファーを受け、3人と共に南極へ向かう。
出発日にまりの幼馴染の髙橋めぐみは自分に相談しなかったまりに納得がいかず絶交を告げた。
問題を抱える女子高生4人と、報瀬の母と昔観測に行った大人たちが過去と向き合いながら南極という自分たちの力だけで乗り越えなければならない状況に立ち向かう。

感想
ちょいちょい小さなギャグが入るので非常に見やすかった。また、細かい性格が表情からも読み取れ、非常に考えさせられた。
自分が1番好きだったシーンは他の観測隊員に報瀬が自己紹介をするシーンだ。母のことに対する不安、人前で話すことを得意としない性格を仲間に背中を押されることで乗り越えるシーンはグッときた。また、南極に降りたとき、今まで行けないだろうと馬鹿にして来た人、その他思い思いの相手を浮かべて全員でザマアミロと叫ぶシーンは印象的だった。旅に出たくなるような素敵な話だった。
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