tabi

寄生獣 セイの格率のtabiのレビュー・感想・評価

寄生獣 セイの格率(2014年製作のアニメ)
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漫画既読。実写は1だけテレビで観た気がする。3話で停滞中。
漫画は全巻揃えてる。名作。傑作。

アニメ化は大歓迎だし2014年でも遅いくらいに感じる。本当は名作大傑作オールタイムベスト神アニメ!!!!になるくらいのポテンシャルをもった作品。

時代設定の変更は場合によっては必要だと思うけど、漫画の完成度高すぎて変える意味があるのか疑問。連載当時の日本の事件や空気感を反映させてるのは勿論だけど、作品の持つメッセージは普遍的なものしかないので、原作漫画の持ち味を無味無臭にしてってるだけの行為に感じてしまう。
時代だけでなくキャラ造形の変更も酷い。メガネを持ち出す短絡さから、ヒロインの髪型のダサさとセンスの悪さが目立ってる。
実写版もアニメ版もミギーの声が自分のイメージと違う。これはモロ個人的な感覚なので仕方ないとは思うけど、心が乗りすぎるから役者には逆に難しい気もする。
漫画の持つ不気味さ、不穏さがアニメでは変に見やすく、普通になっちゃってる。
思惑は理解できんでもないが、門戸を広げる必要はない作品だと思う。
tabi

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