あかさた

寄生獣 セイの格率のあかさたのレビュー・感想・評価

寄生獣 セイの格率(2014年製作のアニメ)
4.5
24話でしっかり終わるし、話のテンポも良くて一気に見てしまった。
色々と考えさせられる内容だけどストーリーは難しすぎないし複雑になりすぎないから良かった。
人間の子供を産み母性の様なものが芽生えた田村涼子、ひたすら殺戮、戦闘のために生きる後藤、人間なのにパラサイト達の表の顔となった市長、
色々な考えを持った生物がいてそれらに接触することでミギーと新一の内面が変化していくのが面白い。

個人的には人間だった市長が、人間こそが自らの種の繁栄だけを考える寄生獣なのだと訴えたシーンは納得してしまった。
あとミギーかわいい。

ヴィーガンとか動物保護団体とか色んな人がいるけど、自分達以外の種を守ろうとするのは確かに人間だけなのかもしれない。
人間はそれだけの暇があるというセリフは印象に残った。

ミギーが新一を庇って1人後藤と戦うシーンは感動した。
最後、さとみちゃんをミギーが助けたシーンは良かった。新一以外の人間を初めて助けた場面な気がする。
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