最初は作画がなんか苦手で毎話おっぱい出てくるしで微妙だったけど内容・設定は大好物だから気づいたら入り込んでた。
人間の醜さをこれでもかってくらい描いていて、善悪についても考えさせられる哲学的な内容でかなり重い。特に9話は一瞬の希望を見せた後にどん底に突き落とされる。その9話の流れで10話見ると泣ける。
題名にcrybabyと付いている理由も結末見ると分かるのが面白い。
悪魔よりも人間の方が悪魔なのが皮肉。明や美樹たちの様に思いやりがあり愛に溢れた人間だけの世の中ならいいのに。
デビルマンは「人になりすまして人を襲う捕食者がいる世界で主人公が捕食者側の能力を得て人類のために戦う」設定の原点であり、虚無になるシナリオで有名な漫画というのは知ってて気になってたけど絵が古くて取っ付きにくかったんよ。そんな中、原作を忠実に再現してアニメ化してくれたネトフリに感謝。
寄生獣・東京喰種・チェンソーマンの世界観、宝石の国・なるたる・プラチナエンドの結末が好きな人はぜひ見てほしい。
かなり刺さった。