このレビューはネタバレを含みます
勢いあるアニメーションの良さ、スタイリッシュなエロとか原作改変もめちゃくちゃ大胆。
母親飲み込んでる太郎のシーンは強烈。
己の悪意を乗り越えて愛を伝えてたミーコが1番デビルマンって名称が似合う存在だったのかもな。
悪魔もデビルマンも人間って言葉1つに収められるくらい人間は複雑だし、また人間も悪魔でデビルマン。
インターネットの炎上と照らし合わせると分かりやすい構図。
反撃しないデビルマンを一方的に攻撃して勝った気になってる民衆はイタいし、コミュニケーションを放棄して謎の復讐心を膨らませてる奴とか胸クソすぎる。
美樹が正統派アニメ美少女の雰囲気とキャラデザだったから死も強烈に感じられたな。
了がバトンをまったく受け取らないシーン好き。牛尾の音楽も良かった。
最終話に幼い明と了の回想を詰め込んでいたけど、もっと途中に散りばめていたほうが感慨深い構成になったんじゃないか。
これだけ壮大な戦いを経た末に神の攻撃で全てが台無しになるの無慈悲すぎる。
まぁどれだけアレンジ強くても本筋とテーマ性が最高だしおもしろかった〜。