いちばんすきなアニメはなにかと聞かれたら
きっと「氷菓」と答える
そんな私にとって
飛騨高山への聖地巡礼は
「やらなければいけないこと」であり
「手短に」は済ませられない一大行事
私、飛騨高山が気になります!!!!!
ということで
行ってきました高山市
もちろん直前で全話Blu-rayでおさらい済みです
いまさら感想といわれても じゃないですか
だって私の中で「氷菓」が名作なのは言うまでもなくなくなので
単純に京アニのクオリティの高さだけでなく
会話劇をこれほどまでにアニメ表現で磨き上げた作品は後にも先にも無いと言い切ってしまいます
人が死なないミステリーでありながら
爽やかさだけでは語れない
青春が故の負の感情や心の闇も描かれる
とにかく素晴らしいんです
もう何度も繰り返して鑑賞しているので
目新しさはないものの
観るたびに映像の作り込みに新たな発見があります
ではいざ飛騨高山です!
※ここからはただの聖地巡礼の感想になりますので興味のない方は閉じてください
今回は共立リゾートの「飛騨花里の湯 高山桜庵」さんに宿泊
要はドーミーインなのですが屋上の大浴場とサウナで観光の疲労も心配無しです
名古屋、岐阜を経由して”特急ひだ”にて上陸だったのですが、とにかく遠い
岐阜までは信じられないほど近かったのに
そこから高山までの移動がなかなかです
(映画まるまる一本余裕でみれました)
事前に天気予報で知ってはいたのですが現地は雨です…まあ梅雨時期ですから仕方ない
いざ高山に到着すると
小雨ではあれど傘をさすほどではなく一安心
ホテルに荷物だけ預けていざ神山市(高山市)を散策します
雨なので移動ルートは柔軟に変更です
とりあえず初日は神山市(高山市)の徒歩マップを把握することに専念です
…と歩いていると
あっ!!パイナップルサンド(バグパイプ)だ!!!
そうですアニメ氷菓で、千反田が折木に叔父の話をしたあの喫茶店です!!
えっ!!めっちゃまんまじゃん!!
ここで私は気づいたのです
あれ、この感覚ディズニーランドじゃん
そうなんです、パイナップルサンド(バグパイプ)直前の橋からの景色が既に氷菓すぎてもう脳みそがバグってます
ここは神山市(高山市)を完全再現した大規模アミューズメント施設なんだ!!!
(※注意※この町を再現したのがアニメ氷菓の神山市です)
えぇぇぇ、どうしよう
パイナップルサンド(バグパイプ)入ろうかな
どうしようかな
そんま思考を巡らしつつ
ちょっとフラフラしながら後ろを見ると
喫茶一二三!!!!!!!!(喫茶去かつて)
入須先輩に折木がそそのかされてしまうあの和喫茶です
えぇぇぇぇ、この2店舗って
こんなに目と鼻の先にあるの!?
すごいすごいよ神山市(高山市)
決めました、今日はこちらでお抹茶をいただきます
小雨であることも雰囲気作りに寄与しています
お抹茶とわらび餅をいただきました
たいへん美味でございました
アニメよりは小さめの店内
どうやらアニメは1階と2階を融合させて描いているようです
チェックインまではまだ時間があるので
このまま図書館に向かいます
第18話の「連峰は晴れているか」で千反田と折木の2人が過去の新聞を調べるために訪れたあの図書館です
坂道を上り少し歩くと趣のある図書館が見えてきました
アニメのままです
外観以外の写真は許可が必要なので目にしっかりと焼き付けます
…休館日!!!!なんてこった
中に入るのは明日に変更です
そろそろチェックインの時間
ホテルに向かいつつ
飛び出し坊や(千反田ver)を捜索しながら商店街を歩きます
この飛び出し坊や(千反田ver)がなかなか見つからず商店街をウロウロしてました
(行神橋から商店街に向かうとすぐ見つかります)
ホテルのチェックイン後は移動と観光の疲れもあったのですぐに大浴場とサウナに向かいます
なんとその大浴場の露天風呂から神山市(高山市)が一望できてしまうんです
凄い!!これはミラコスタに泊まった時と同じ感動です
ちなみに宿泊した「飛騨花里の湯 高山桜庵」の真横には第21話の「手作りチョコレート事件」で千反田と井原が下校事にとある出来事の顛末を語るシーンでの高架橋がありますのでコンビニに向かう際にでも是非訪れてください
夜になってから同じく第21話の「手作りチョコレート事件」で折木が里志に真相を告げたあの橋を見に行ったり
翌日は水梨神社(水無神社)のある飛騨一之宮の方に向かって最終回を思い出します
想像以上に周囲に何もなく
電車とバスの運行間隔にも絶望し
駅員も改札もない駅の勝手の分からなさに終始混乱
小銭が一切ない状況で周りにはコンビニらしきものも無い
なるほど…千反田の最後のセリフがより深く沁みます
折木もここまで自転車で向かってたのか…
めっちゃ距離あるぞ…
なんだかんだ時間配分完璧に高山駅に戻れました
そこから
神山高校(県立斐太高校)を一目見ようと、土曜日だし生徒ほとんどいないだろと油断してたら帰宅する大勢の生徒にエンカウントしてしまう恥ずかしさ
劇中そこままの制服姿なので氷菓ワールドはフルスロットルでした
ちなみに氷菓観光マップにも県立斐太高校は掲載されてますが、写真撮影は厳禁ですので目に焼き付けるだけにしましょう
この高校は「白線長し」でも有名な学校です
徒歩通学の生徒が多かったのですが
たぶん片道4、50分かかるんじゃないかなみんな…凄いな
荒楠神社(日枝神社)へも炎天下の中徒歩で向かいました
こちらは木々に囲まれて涼しい癒し空間でした
徒歩で疲れた憩いの場
パイナップルサンド(バグパイプ)でウインナーココア(千反田が頼んだ飲み物)とベイクドチーズケーキをいただきました
アニメそのままの店舗に大興奮です
折木と千反田が座った席にはおじさん4人組が陣取っていたので、その隣の席で堪能します
しばらくすると他のお客さんが全員帰られたので、店員さんに声をかけて数枚内装の写真を撮らせていただきました
氷菓ファンが書き込むノートも置かれていて
しっかり聖地を堪能
ちなみにこの高山市
インバウンド需要マシマシで
観光客の9割近く外国人でした
なので氷菓ファンと鉢合わせになるのはパイナップルサンド(バグパイプ)ぐらいです
ただ歩いてるだけでも楽しい
さらにサントラを外部音取込で流しながら散歩するともうディズニーランド級のテーマパーク
バーやカフェも多いので聖地巡礼以外も充実
氷菓ファンの方には絶対オススメです