作画は良いのに、軒並み低評価なのは際立った見所がないからでしょうか。
特徴として、
主人公が社長という事で、魔物が<上司・管理職・新人のケルベロス>だったりするのですが、そこじゃないと思います。
働くことがテーマなら、ブラックインターンとか派遣切りとか産業スパイとかの、プロットに関わる扱いをするべきかと。
作品のテーマが社長でも、この世界は仕事がテーマで回ってるわけじゃないのに、何故モンスターが仕事に絡んだものなのだろう。
主題が面白くても、使い方が上手くないと面白くなりえません。
キャラデザは全然好きじゃないです。
なんだかキャラ設定と合っていないような。
主人公が(社会人なのに)無駄に長髪ですし、高校のブレザーみたいな形をした赤い服を、高校生みたいに着崩しています。
メインヒロインは着ぶくれで太ましく見えますし、常に股ぐらが丸見えの何かを履いています。そういう格好を恥ずかしがる性格に思いました。
あと頭についてるハンドルは何……?
剣士風のヒロインの股にハートの穴が開いているのはエロい用途の服みたい。
子ども社員が無駄に巨乳なのも年齢感がよく分かりませんね。
そういったクリティカルな部分ももちろんですが、単純に物語も面白くありません。
ピンチの切り抜け方がありきたりな発想です。
なのに、その発案者(=主人公)が殊更注目されているところに違和感しかありません。
この世界の住人、危険な魔物を相手にしているのに、攻略法を何も考えてこなかったのでしょうか。
明確に不快なところがある訳じゃないけど、低評価ばかりなのは、物語の起伏・設定の使い方に魅力が少ないからだと思います。