わりと工夫している。
後半の流れとかね。
それでいて、一貫して家長制度や貴族制度を柱にストーリーが出来てる。
主人公はチート魔法使いだが、それだけで物事は解決しない。
所詮は大きな物の歯車に過ぎない主人公が、歯車として要領よく生きていくというのは、それはそれでいい話だった。
他の異世界転生とは微妙なラインで住み分けが出来ている。
陣地の隅を取るというか、間を通すというか。
異世界転生物は、傑作が何作品もあり、過剰に作られてるためか、中堅クラスが過小評価されてる感はある。
この作品は、中堅クラスとしては頑張っているとは思う。
何が何やらわからんような物もあるので。
