ナツメの破天荒さが際立ち、感情豊かで良くも悪くも人間らしくコロコロ表情も変われば思考も変わる、頑張って生きてるんだなって思わせられるナツメが主役でもあり、アンドロイドながらも感情も意志も迷いもある人間より人間らしくなってしまったカブラギが主役でもあるように感じた。
独特な世界観で人間が生きる場所に素体使ってログインできるのやべーなって思うし、それを統治してるのが人間ではないってのにもやべーなって思うけど、複雑な世界観な割に面白いストーリーではあった。
最後化け物になってしまったチビガゼルはその過程を見てると可哀想だと思うけれど、本当にバグってこういうところから生まれるよなって。
ナツメは独断専行が過ぎて周りに迷惑がいったり、自分本位で突っ走るから、周りがヤレヤレって結局付き合ってくれる優しいやら面倒見がいいやらの人たちが多い。
そしていつ死んでもいいかと考えていたカブラギには眩しい光だったんだなって。
そこからのカブラギの行動力すごいけど。ポテンシャルやば。
パイプは結局補填するなにかがあるわけではなかったな…。