1期が良かったので、何となく観れないでいたが
ようやく一気見。
序盤のワクワク感が最後まで持続したシーズン
だった。
世のTVシリーズは1話のアタマ3分とopに心血
注いで欲しい。
そこで掴まれたら高確率で当たりだ。(自分の場合だが)ほとんど完走している。
作画がよりパワーアップしている。
とってもすごい笑
バトルは凄まじい。本当にすごかった。
ストーリーの展開上バトルは増えていくのだが、それぞれシーンの質感が違う。
これにより毎週がバトルであっても、新鮮な気持ちで没入できた。この原作の世界観とMAPPAは、相性が良いのだと思う。
カメラワークと渋谷の再現も圧巻だった。
画に緩急の遊びが増えて、1期より更にすごみが増しているのだが、ストーリーには緩和回が少なく、かなりダークな展開。
夏油がどんどん疲弊していって揺らいでいく様や、底が見えない強キャラたち。
高専時代の2人と家入の、アオハル感はわずか。
カロリーがバカ高い作画とcvの熱演でバトルは派手ではあるのだが、淡々とキャラを退場させていく様は容赦がない(ベストバウトは脹相vs虎杖)
最強術師で、もはやチートである五条とあえて勝負をせずに「封印」する流れや、渋谷事変が始まる前に虎杖の純朴さを見せる回を挟んでくるのが巧み
主題歌選びも巧み。King Gnuの楽曲がハマるのは劇場版で実証済みだし、edの羊文学はシンプルにいい曲。
好みで言うと青のすみかがサビの部分の作画込みで良かった。
アニメ勢には術式や呪術師かいわいの仕組みがけっこう難解で、1話1話の情報量も多い。榊原良子さんの解説が良かったが、日本語字幕をつけて観るのもおすすめ。
こんなすごい作画が観られて、呪術廻戦×MAPPAはこの先も楽しみなのだが、気になる点もある。
作画がすごいのはいちアニメファンとして当然嬉しいのだが、作画枚数がとんでもないせいでアニメーターさんらにしわ寄せがいっているのが話題にもなった。
劇場版で100億売り上げても、還元してあげられないのかぁと複雑な気持ちになってしまった。
どうしたって人ありきなんで、この先は無理のないスケジュールで頑張ってほしいと思う。