このレビューはネタバレを含みます
“再び勇者が帰ってくるその日のために”
放送が終了したので100話一気見しました。ただいまダイロス中であります😭
オーソドックスな冒険譚&成長譚はめちゃくちゃ面白かったです。返り咲きやどんでん返しもあり、ストーリー構成や伏線の張り方が見事でした。泣けるシーンも多かったですね。
RPGが元ネタなので、登場人物の成長や戦闘能力の向上だけでなく、アイテム(鎧や武器)もどんどんバージョンアップされ、そう言った点でも楽しませてもらいました😊
物語にはバトルシーンのほかにも恋愛パートまであって、うち2つの三角関係の行方にはドキドキさせられました。戦闘中に告るなんてとんでもないんだけど😆
戦ってきた敵が仲間になっていくところも最高です。中でもやっぱりヒュンケルがかっこいいですねw ヒュンケルファンとしては、エイミがうざくて仕方がなかったですが…ww
個人的に好きなバトルは、派手な戦いではないけれど、ヒュンケルVS陸戦騎ラーハルトのイケメン対決。声優の梶裕貴さんと石田彰さんが、いつもより低くて渋いボイスで演じていて、それがバトルシーンにマッチして、テンション上がりました。”そんなちゃちな鎖で…“ 😆
ラーハルトの生い立ちに涙するヒュンケルとポップや、ラーハルトが自身の最期を悟って、ヒュンケルに ”鎧の魔槍” を託すシーンもよかったです。ラーハルトを戦友と認め、ラーハルトの願いに応えるヒュンケルは、友のため、使い慣れない槍の修行までします…😆
今作品の一番の見どころは、成長するキャラクターたちです。特にポップに共感する人は多いんじゃないかなと思います。当初、ポップは敵前逃亡までやらかす情けない男でした。お調子者で、こいついらなくないwとまで思わせるほどでした😆
そんな中、勇気が出ないポップの心の迷いは、似たような経験を持つ人も多いだろうし、親近感を覚えます。そして苦境を乗り越え強くなっていく姿、遂には有能なブレーンとして成長していく姿にジーンときます😊
悪役ハドラーでさえ成長します。戦士としての誇りを持つようになり、気骨のある生き様を見せつけてくれました。最後にはダイたちの良きライバルとなりましたね😆
他には、かわいいいダイが強くて立派な男に成長して行く姿や、マァムが武闘家に転向し、春麗っぽい出立ちになっちゃったりしました😆
あのニセ勇者ご一行の、意外な活躍っぷりも面白かったですねww