最終回はちょうど100話！
昔のアニメ版は原作の途中で終了してしまいましたが、今作は改めて原作を一通り再アニメ化。
令和の時代にダイ大をやってくれるなんて想像もつかず…。
三条陸さんお得意の努力、友情、勝利が揃ったジャンプらしい王道成長物語。
何者でもなかった少年ダイが、冒険に出て自分の出生の秘密を知り、挫けながらも仲間たちに支えられ世界を救うまでのお話。
倒した敵と分り合い、種族を超えてどんどん仲間を増やして行く過程がテンポも良く、オーソドックスながら今見ても面白いなぁ。
作画演出も現代ならではの綺麗さ、派手さで迫力がある。
台詞回しや説明セリフに古めかしさはあるものの、毎話安定して観ることができた感じ。
声優さんも総入れ替えだけど豪華。種崎敦美さん、ダイもスパイファミリーのアーニャもこなしてるんですね、叫びも上手い。
後半、ダイが落ち込んだときに隣で励ますポップが良い…。その後に覚醒する流れも含めて、ポップはホントに応援したくなるキャラだった。
あと、今見るとヒムはかなり愛されてる…。作者陣のお気に入りだろうなぁ。
モンスターに囲まれて育ったダイが、人種種族に偏見なく接することができる良い子であるキャラクターなのは、今の世界情勢を見ても結構刺さるかもなぁ。
