さうすぽー

憂国のモリアーティのさうすぽーのレビュー・感想・評価

憂国のモリアーティ(2020年製作のアニメ)
3.9
自己満足点 78点

ビジュアル的に自分の苦手な少女漫画的な雰囲気を感じたのであまり期待はしてなかったものの、正直その期待値より遥かに楽しめました!

シャーロック・ホームズの小説で彼の最大の宿敵とされてるモリアーティ教授を主人公にした作品。
原作を読んでないので彼がどういう存在かは解りませんが、階級社会が露骨だった過去のイギリスに反乱を起こす"義賊"としての姿がすごく良かったです。

階級社会による貴族の差別描写はかなり生々しく、その当時の暗さが結構表現されていて見事だと思います。


ホームズとの最初の絡みは少し急展開過ぎる所は気になりましたが、それでも熱いものがありました。

ただ、1話のエピソードに関しては2,3話の後にやった方が良かった気がします。
正直ハマりづらかったし2話以降を観るの断念しそうになりました。