仮面の大使

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の仮面の大使のレビュー・感想・評価

3.5
 感動青春アニメ。

 昔は仲良しだった幼馴染たち。でも、高校生になった彼らの距離は離れてしまっていた。しかし、じんたんの前に死んだめんまが現れ、願い事を叶えてほしいと言ったことがきっかけとなり、それぞれの領域でそれぞれの生活を送っていた幼馴染達は再びかつてのように集まりはじめる…。

 感動の名作といわれている今作。私は涙もろいので、もちろん泣きました。特に最終回は号泣。かくれんぼで泣いたのは生まれて初めて。

 ただ、めんまの存在証明に結構時間かかったのが少し引っかかったかなぁ。じんたんにしか見えないめんまを他メンバーに信じ込ませるのは簡単ではない。でもめんまの場合、物質に干渉することができてるので、その様子を見せれば一発で信じると思うんですが…。そんな単純な話じゃないのかな?

 あと、好きなキャラがあんまりいなかった。じんたんに一途な安城鳴子ぐらいかなぁ。特にユキアツは最後まで好きになれなかった。じんたんへの高圧的態度は不快だし、めんま好きが高じての異常行動はヤバい。つる子、よくこんなやつとずっと一緒にいるなぁと思ってしまう。

 まぁ、少し気になるポイントはありましたが、ストーリーやED曲の「secret base 」でノスタルジックな気分に浸れるのでオススメです。今作を見て自分も連絡を取ってない昔の友達に会いたくなりました。

 
仮面の大使

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