“戦争は平和、自由は屈従”
ダイジェスト編集された劇場版は鑑賞済み。
思いのほか楽しく観ることができたので、シーズン2配信開始を期に復習を兼ねたフル鑑賞
劇場版はポストヒューマンと公安9課の戦いを中心に時系列的にもわかりやすく、ダイジェスト版としてとてもうまく編集されていたと思います。
なので劇場版からそのままシーズン2を観ても全く問題ないかと…
ただ、カットされていた市井の人々の様子や、細かなエピソードを観ることで本作の世界観をより深く理解できたのはよかった。
さらに劇場版では少佐やトグサのビジュアルに少々違和感を感じましたが、今回の鑑賞でそれにもだいぶ慣れましたw
『攻殻機動隊』はこれまで様々な作品がパラレルワールド的に作られてきましたが、本作はNetflixというプラットフォームで世界に配信されている作品と言うこともあり、過去作のファンだけでなくより多くの人たちに向けた作品という印象。
そのために、ジョージ・オーウェルの『1984』の世界観とのユニバースに加え、現代のネットワーク社会ではとてもリアル感じられる様々なテーマを放り込むことで、初めて『攻殻機動隊』に触れる人たちも楽しめる今の時代の作品へうまくアップデートされていると感じました。
さらに3DCGのレベルもかなり高く、これも見どころの一つ。
自分も含め、原作や押井版作品に思い入れのある人たちには賛否両論、色々な意見があるかとは思いますが、『攻殻機動隊』の魅力をより多くの人に感じてもらえることは攻殻ファンとしてとても嬉しいこと。
そういう意味でこれはこれでありなシリーズ作品だと思います。
いざ、シーズン2へ!
p.s.
でもやっぱり少佐は押井版が一番好き😄