あこ

のだめカンタービレ フィナーレのあこのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全11話。

 のだめを音楽の道に引きずり込もうとする千秋のがんばり物語〜ついに完結〜。

 お、終わっちゃったよーーーー!!😭😭
Free!のときも「終わらないでほし〜(涙)」って思ってたけど、のだめもすごく良い作品だった。
ラストがふんわりしすぎているのでちょっと
物足りなさはありつつ、明言されないことの良さもあるとは思うので、オタクは大人しく余韻を噛み締めることにします。
 で、真一くん。受けたんだよな!?プロポーズは受けたんだよな!?(迫真)

 マジで3期、ニヤりポイント(ニヤりポイント)多すぎて全人類みてくれってなるんだけど、まずのだめの演奏会すっぽかした夜の千秋パイセンな。

 普段キッチリカッチリしてる人がお酒でゆるゆるになっちゃうの好きなんだけど、千秋パイセンが寝てるのだめに覆いかぶさってきたところで「大型犬…!?(動揺)」ってなったし、のだめの「おすわり」「おて」に反応してたのも「大型犬…!!(確信)」ってなった。我々の心を乱すのが上手ですね。
 のだめも最初は怒ってたけど、千秋がずっと追いかけていたヴィエラ先生が理由だと分かるとすぐ溜飲下げてさ。とてもえらい。

 今作は「のだめのことが好きなんだろうな〜」ってのがわかる千秋の行動が多くて大変満足度が高かったですね。

他のニヤりポイントだと、ピアノ弾いてるのだめに‪千秋パイセンが𝑲𝑰𝑺𝑺‬するシーンで

千秋「まだ弾くか?」※良い雰囲気に持っていきたい
のだめ「もちろんです(キッパリ)」
千秋「だよな…」

ってしょんぼりしてたのも草だったし、コンサート終わりの千秋を出迎えるシーンで

のだめ「ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも、の・だ・め?」
千秋「えっ…じゃ、じゃあ…!///」
のだめ「まぁとりあえずお風呂へどうぞ」

で期待を裏切られてたのめちゃ笑ってしまった。千秋の貴重なデレが届かないの面白すぎる。
っぱヒロインに振り回されるイケメンからしか得られない栄養って、あるんですよね。

 で、のだめの渾身のプロポーズを断る千秋なーーーーー!!!
最初は何やってんだ⁉️ってビックリしてたんだけど、プロポーズがのだめの"逃げ"だっていち早く気付いたのすごいなって思った。ていうか逃げのためにプロポーズされたって、千秋的にはちょっと辛くもあるよな。

 それでものだめが逃げ出したくなる状況に導いたのは千秋本人なわけで。
自分の理想とのだめの苦しみを天秤にかけて、一度は「プロポーズを受けてのだめを自由にしよう」って決めたのに、のだめが弾く『ピアノ・ソナタ 第31番』を聴いて不意に涙が零れちゃう千秋さ〜〜〜〜😭😭
「やっぱりのだめを舞台に連れていきたい」って泣いちゃうのさ〜〜〜〜もうそれは無限の愛だよ😭😭
 "舞台に立ってほしい"ではなく"舞台に連れていきたい"だもんね。千秋が、のだめのために、叶えたいんだもんね。エモすぎ。

 『2台のピアノのためのソナタ ニ長調』をラストに持ってくるところもアツい。
 もうずっと夫婦でコンサートしててね。
あこ

あこ