このレビューはネタバレを含みます
再度、鑑賞。
アニメ版の話数制限のため、要約したストーリー編集になってるけど、藤田和日郎先生の勢いあるキャラのテンションはそのままで、テンポ良く進むのは気持ち良い。
全体を通して、キャラの行動、人生が過去から未来へと、歯車となってかみ合うのが、よく考えてあるなと感心した。
兄バイ•インとフランシーヌの恋仲を横取りした思い、フランシーヌをさらった弟のフェイスレスから物語が始まり。
最後、自分のエレオノールに対する恋心を封じ、なるみとエレオノールの恋仲を素直に祝福するまさるに感化され、ぞなは病の治療法を話し自分の大罪を償うフェイスレス。
エレオノールの子守歌という単純な治療法に、ゾナハ病を治すきっかけを委ねてたのかなと思った。
恋で始まり、恋で終わるという機械通しの戦いながら人間愛ある物語は胸を熱くさせる。
オートマータも、冷酷な機械人形でありながら、人の形に似せて作られた道化師が故に人間の行動を真似ようとするいじらしい一面もあり、人間とは何かと問いかけてるようで考えさせられる。
アルレッキーノ、パンタローネ、コロンビーヌとフランシーヌの配下から、エレオノールの配下になり、人間を殺すなの命令から、殺人機械から人間を守る側へと代わり、そこから徐々に人間側にたった自我が目覚めるのが良かった。
個人的にパンタローネ役の中田譲治さんの声がめっちゃハマってて、1番ハマり役。
深みのあるセリフのかけあいが、戦闘を盛り上げるのが胸熱。
マリオネットを操る戦闘も、四方八方にロボットを操ってるようでカッコ良い。
オートマータも人間も、敵味方の関係ではあるけど、壮大な物語の歯車として、時には戦い、時には助け合いと物語が進行していくのが、単純な勧善懲悪なストーリーではなく、人間愛とは何かと考えさせらる。