この作品を観て競技人口が増えるのかどうかはわからないけれど、興味を持つきっかけにはなるのかも。
とはいえ、話もキャラも（アダムはちょっと…ないかな笑）かなりフィクションすぎて見づらかった😅
スケボーの世界観を描くというより、アクション方向に振り切れてる🛹
沖縄が舞台っていうのは新鮮で、OPの国際通りを滑るシーンは爽快だった🌴
暦がランガと自分を比べてしまう心情、とてもよくわかるのだけど、この作品内での落としどころが納得いかなかった。
スケボーが好きって気持ちが同じなら、そんなに簡単に割り切れて、一緒に歩んでいけるんだろうか。
隣にいられるんだろうか。
自信とか劣等感とか、そういったものの扱い方に未だに葛藤や不自由さを覚えるわたしは、まだまだ未熟者だなと思う。
自分にとってなくてはならない物事。
たとえ他人と自分を比べてしまって劣等感に苛まれても、悔しくて辛くて、それでもやめられない、どうしようもなく好きで、やらずにはいられないことってなんだろう。
長々と書いてしまったけど、決して批判してるわけではなくて。
この作品が1番伝えたかったことはわかった気がしている。
「楽しいから」滑りたい、スケートしたいっていう思いは究極だと思うから。
楽しいからやりたい！っていう気持ちは、自分の思いにとても素直で正直で前向き。
負の感情さえもパワーに変えていくその気持ちこそ、大切にしなければならない感情。
わたしも、「楽しい」から始まる世界に浸ってみたい。
