このレビューはネタバレを含みます
↑↑天空侵犯↓↓
〜天空の白〜
原作漫画よりはひかえめですが、ぱんつアニメでした。
気づくと主人公ユリは、現実世界とは思えないような奇妙な高層ビル群の中にいます。ビル同士は吊り橋でつながっていて、地上へ降りる手段はありません。ビルの中には仮面をかぶった人間らしきものが何体もいて、ユリを見つけると襲ってきます。果たしてユリはこの世界の謎を解き無事に脱出できるのか？
私の大好きな、ソリッドシチュエーションＢ級ホラー映画のような設定です。デスゲーム系でけっこうグロいです。この設定だけで好き確定だから、ハリウッドで実写化してくれ！エスケープルーム３ってことで。
しかし傑作かというとそうではないです。単に私の好みなだけ。人に勧められるような作品ではないです。
①アニメーションの質がイマイチ
作画が微妙すぎるし、あんまり絵が動きません。質の高いチェンソーマンを見た後だと、動きが止まって見えます。だいたい原作であんなにかわいかった女の子が男前すぎる😅
②世界の謎を解く（笑）🤣
新しい設定が次々とつけ足されるだけで、謎は解けてないような・・
⚠️以下ネタバレです⚠️
※メイズランナーのネタバレを若干含みます
イマイチだった理由②について
🎬謎が解けない
この変な世界がいったい何なのか、まったく明らかになりません😅「神を誕生させるためのシステム」というフワッとした説明で終わり！我々の住む現実世界とはいったいどういう関係なんでしょうか。
きっとその辺りは割とどうでもいいんでしょう。とにかく殺し合いをさせたかっただけじゃないですかね。そのために都合の良い設定を作ってみた感じでこだわりが見えてきません。
うまく風呂敷を畳めるとは思えず、メイズランナーみたいに無理やりな説明でこじつけて終わるのが関の山ではないでしょうか。
🎬謎が解けた？
少しずつ世界の全貌が明らかになるように見せかけて、実はそんなことはありません。
仮面には４種類あって、それぞれ役割が違うっぽい。そういうことは新しくわかります。でもなんで？
ヘリで脱出できるっぽい。でもなんで？
神に近づいた者は色んな力を使えるっぽいし、神になったら終わるっぽい。だからなんで？
結局新しい設定がどんどん増えるだけで、なにも解決しないので、見てて疲れます。しかも、仮面の設定が神に近づいた者の力で無かったことにされたり、キャラによって能力が使えたり使えなかったりと、ご都合主義の臭いがキツい。
🎬ニセちゃん
いいキャラだと思いますが、初登場時に命乞いする男性を無慈悲に殺したのが引っかかって好きになれません。どうしようもなかったのなら仕方ないですが、そんな話もされません。殺人鬼だけど悪人じゃないって、殺人鬼は悪人だよ！
ニセちゃんを始めとして、ユリもリカもサイコパスっぽいのは逆に面白いところですが、根っこはいい奴じゃないと応援できませんよ。
ぱんつでユリを認識しているところは爆笑🤣本物ニセちゃんと偽物ニセちゃんのぱんつが色違いだったところも大爆笑🤣🤣嫌な人も多いと思いますが、私的にはマイナスポイントをチャラにするくらい面白かったです。
🎬田辺のじいさん
命をはった特攻芸に猛爆笑！
でもなんだかんだ言って好きなので、Netflixにはちゃんと続編も作って欲しいですね。
