【どんな世界にもオタク文化は根付くもの】
分割2クールの第2クール。
第1クールが神すぎて第2クールがかすんでしまったように感じられた。
ストーリーの面白さも作画も第2クールで少しパワーダウンした印象。
なにより有能だったルーデウスのIQが急に下がっていく流れに驚いたし、違和感があった。
《あらすじ&ネタバレなし感想》
魔大陸を渡り歩くルーデウス一行。
魔性の目を得たり、森の無料アパートでアニキと慕ってくる男に出会ったり、長い間行方の分からなかった人々と再会したり、フィギュアオタクに助けられたり。
様々な苦難を乗り越え、ルーデウスだけでなく同行していたエリスもルイジェルドも少しずつ成長していき、3人の絆も深まっていく。
しかし唐突に3人は悪夢のような出来事に見舞われてしまう……
相変わらず、エリスとルーデウスの師匠ロキシーがかわいい。
ギャグシーンも相変わらず面白い。
ルーデウスの作ったフィギュアを偶然手にしたザノバというこの世界の人形オタクとのやりとりが笑えた。
ザノバのオタクらしい演技が素晴らしい。
一応、完結したような終わり方だったが原作では続きもあり少年期から青年期に突入するので続きも気になるところ。
突如、現世時代の引きこもりモードが発動し、今までのルーデウスらしさが嘘のようになくなってしまう瞬間が少し拍子抜けしてしまった。
異世界1年目は慎重に行動出来ていたが、異世界に慣れきって油断してしまったことから大失態。そこから傷心してまた引きこもりモードに入ってしまったということだろうか?
この失態が次に活きてくるのだろう。
これからがサブタイトルにもあった「本気出す」なのかもしれない。
続きがあれば観たいが終わり際の引き伸ばしている感じがイマイチだった。