極めて示唆に富んでいる可能性が、あるのではないか
ずっと天気が悪いし 1期にあった顔芸をただただ怖いものにする表現 そして謎のオリキャラ…など理解に苦しむところも多々ある
制作委員会によってアニメを作るわけだから、ある程度大衆を意識したはずだが、それを無視してしまったのだろうか。それとも大衆を意識しすぎて、方向性が狂ったのだろうか。
そしてこの作品の鍵(ドアに2個鍵があるとしたら締めない側の鍵)となるフユキに関しても、大人になった今、見直すべきでもある。
千秋のフユキに対する姿勢は、無関心でありたいけども、なんとか仲良くした方がいいのでは、という心の中の葛藤を、まだ幼いからか本人に直接ぶつけているようにも感じた。
フユキは「優しい」やつではあるが、Mr.Childrenの楽曲Tomorrow never knows の一節「優しさだけじゃ生きられない」のように、優しいだけのヤツって なんだか足りない感じがあるんだよな というこも感じさせる。
子供の頃「優しいね」と言われた人々には、フユキの姿は自分に重なる…ことがあるかもしれない 監督や製作陣もそういうタイプだとしたら、みなみけという不穏要素の無い作品で、自分の姿を投影する、視聴者を蔑ろにしているのではないか、という不快な気持ちになるが、おそらくそういったことはない、と信じたい