kanaco4月末までお休み中

Serial experiments lainのkanaco4月末までお休み中のレビュー・感想・評価

Serial experiments lain(1998年製作のアニメ)
3.9
1998年テレビ東京で深夜に放送していたアニメーション。カルト的に人気が強い作品だが、同年にプレイステーションソフトも発売されており、そちらも鬱ゲーとして名高く、今だと10万近い値段で中古取引されている…すごい😆

★ストーリー★
ある日の夜、千砂という名の女子中学生が飛び降り自殺をした。内向的な普通の中学生である玲音は、子供用のコミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」に死んだ同級生・千砂からのメールを受け取とる。「あたしはただ肉体を捨てただけ、私はこうしてまだ生きているって説明できるの」という千砂。どうして死んでしまったのかと問うと「ここには神様がいるの」と言う。メール返答を繰り返し、彼女の言葉に興味をもった玲音は父親に新しいNAVIを買ってもらい、NAVI…電脳世界へとのめり込んでいく。そしてリアルワールド=現実世界とワイヤード=電脳世界の境界が曖昧になっていく中で、玲音が取った行動とは…。

*************

当時このアニメが好きだったのは本当だが、正直語れることはあまりない…。というのも、昔は難しすぎてよく分からなかったし、20年経った今見ても難解で良く分からないから😂

ジャンルとしてはサイコホラーかサイコサスペンスかな。

コンピュータネットワーク端末「NAVI」で広がるワイヤードは、今でいうインターネット。「人間はみな繋がっている」という言葉とともに、「仮想現実=ネット」からの情報が「現実」に食い込みそれが「現実」になっていく“ぞわぞわする”感覚がある。SNSがそれほど普及していなかった1998年に作成されているため、まるで現代の予言のような作品としても受け取ることができ、いわゆる「時代を早く行き過ぎた」アニメーションとしてカルト的な人気が高かったイメージかな🤔

Wikipedia見たら、「『存在は認識=意識の接続によって定義され、人はみな繋がれている。記憶はただの記録にすぎない。』という世界観」とか「分析心理学の創始者カール・グスタフ・ユングが提唱した“集合的無意識”の化身」とか、全然分からないことが書かれている。

お手上げ!🤪🙌

でもちゃんとストーリーが理解できないのに、終始全体に漂うサイコサスペンス感、インターネット時代の先を捉えるような雰囲気、サブカルチャーの尖った部分を抽出したようなアングラ感、大人な作画の中にあるアニメーション的萌表現が、私にぶっ刺さってやっぱり好き🥰ってなる。

あと、OPが大好き💕

今でも脳内で、アニメ冒頭の男のセリフが笑っている。

Present day, Present time、hahahhahahah!!!