まじま

Serial experiments lainのまじまのネタバレレビュー・内容・結末

Serial experiments lain(1998年製作のアニメ)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゲームの方観てたから大体の内容は知ってたけど、それでも気持ち悪かった〜

誰でも一回は考えたことある自我の本質っていうか、何が自分たらしめてるのか?みたいな考えに引き戻される感覚がして拒否反応示しながら観てた

インターネットと関連した哲学を深掘りして深掘りして最終到達、「考えても分からないよ、人それぞれ世界は違うんだから」っていうやっぱり展開?に感じたけど、オチ以外は考える点が多くてずっと頭ぐるぐるしてた
ゲームとは全然違う終わり方だったなー
ゲームの方が残酷だった

ゲームは、この世に肉体でいる意味なんてない、人間は実存してなくて所詮データでしかないから肉体は邪魔、だからlainのいるところへ皆行って真の自由へ⭐️って感じだったけど、
アニメは、人の存在とか事実は人の記憶の中にしかなくて、記憶は記録だから、記録を操作できるようになった今もう人は記録以上のものではなくなったっていうことに焦点当ててた気がした
メッセージ性が違いすぎ

終始鬱々して気持ち悪い描写が続くから鬱屈としてる時は観ない方がいい ; ;
lainちゃん!私はそうは思いません!私が例え何か大切なこととか感情を忘れたとしても、その影響やら何やらが事実として残るって思ってるよ!
その方が寂しくないでしょ!そうやって思い込んで幸せに生きるのよ!記録でしかないなら、思考した記録はある意味現実でしょ!そゆこと!

アリスちゃんがいい子すぎて、酷い目に合わないでってずっと願いながら観てた

大学の講義で似たようなこと聞いたなー
現実とネットの境界線は最早ないって
まじま

まじま