「敵なんていない」
戦場しか知らず命すら蹂躙してきたトルフィンが、奴隷としての生活を通して人を知り、命を学ぶことで父の言葉・生き様と向き合うことになるドラマが面白すぎる
1クール目は大きな展開も無く冗長に感じる部分もあるかもしれないけど、トルフィンの描写として欠かすことは出来なくて、全話視聴した後に振り返ると本当に丁寧な構成だったと思う
2クール目は集大成
命を奪った人間達を背負って生きていく覚悟を決めたトルフィン、これからも命を奪い続け望む世界へ屍の道を架ける覚悟を決めたクヌート
平行線の両者の道が交わる邂逅に心動かされる
特に23話は屈指の神回