お耽美主義

正解するカドのお耽美主義のネタバレレビュー・内容・結末

正解するカド(2017年製作のアニメ)
-

このレビューはネタバレを含みます

低次元生物であり70億もいる人類の中からたった1人の存在に何物にも代えがたい価値を見出したザシュニナ、異方存在であるザシュニナをサプライズで喜ばせるために“自分が死ぬこと”前提のドッキリ大作戦を立てた真道。この2人の間にあるデッッッッッッッカイ感情とふっっっっっかい繋がりこそ最早「愛」を超越した、異方存在が欲して止まない処理しきれない情報の塊だったんじゃないかな。

話が進む事にザシュニナの口調が柔らかくなってたり夢を見るようになってたりで確実に人間に近づいてるのが可愛くもあり恐ろしくもあり、でも結局真道への想いを「愛」として出力出来てなかったから感情を理解するには人間になり切れてないというか。
人に触れて「人の心」を内面化した人ではない生き物が突然獲得した理解不可能な「愛」にそれまでの価値観も目的も合理性も何もかもが破壊されて破滅してしまう話が本当に大好き‼️ありがと〜〜〜〜〜〜‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
お耽美主義

お耽美主義