SUKEZO

WOLF'S RAINのSUKEZOのレビュー・感想・評価

WOLF'S RAIN(2003年製作のアニメ)
3.8
アニメで初めて号泣した作品。

「楽園」を目指す狼たちと、不老不死の研究をしている人間たち。手掛かりとなるのは「月の花の少女」。「楽園」にはその月の花が一面に咲いているらしい。

この作品の良かった所は、狼が人間の姿で現れるが、それはあくまでも人間を惑わしているのであって本当の姿は狼であること。ある人には人間に見えてもある人には狼にしか見えない。誰にでも同じように見えるものではないという所が自分的には良かった。

号泣したのはTV放送されなかった最後の4話。
まるで映画のようなドラマティックなシーンばかりだった。しかし内容は辛いものばかりだった。そんな辛い思いをして辿り着いた「楽園」とは…

最期はハッピーエンドではない。が、バッドエンドとも言いにくい。

もう一度は観たいようで観たくない。泣くから。
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