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美少女戦士セーラームーンのAixのレビュー・感想・評価

美少女戦士セーラームーン(1992年製作のアニメ)
3.9
武内直子の漫画を原作にした伝説的シリーズにしてあらゆる少女漫画及びアニメに影響を与えた名作。14歳の少女が月のプリンセスを探す話。

先日某Twitterにて魔法少女はやれまどマギから変わったとか、セーラームーンから始まったとか議論されているのを見て、そのついでにシリーズを1から鑑賞。個人的には少女革命ウテナ信者だし、幾原邦彦のフォロワーなんだけど、それでもやっぱり今作は伝説的名作でした。ストーリーも、世界観も、キャラクターも、芝居も、音楽も、SEも、アニメーションも、全てがアイコニックで美しく、見心地が良かったです。かつてセーラームーンオタクだった(スタッフでもある)庵野秀明が、今作についてあのアニメは中身がなくて、キャラクターと世界観だけが存在している砂場のようだと語っているんだけど、とても的確に今作の的を得ていたと思います。余計なことがないのが、逆にポップな空間を築けていました。まあツッコミ所は色々ありますが、そこも魅力の1つだと思います。

また、佐藤順一(おジャ魔女どれみ、ARIA)、幾原邦彦(少女革命ウテナ、輪るピングドラム)、五十嵐卓哉(桜蘭高校ホスト部、文豪ストレイドッグス)、そして言わずと知れた庵野秀明など、後のヒット作を手掛ける多くのアニメーターたちがこのシリーズに参加しており、そういった意味でも今作はとても偉大な作品になっていました。王道なストーリーだけど、今見てもほとんど劣化していないのは、良いスタッフが集まっていたからに尽きると思います。と言っても丸顔作画の回は若干違和感がありますが。。。

個人的にはなるちゃんとネフライトのエピソードが一番好きかもしれないです。因みに三石琴乃ではなくて、荒木香衣がうさぎの声を当てている回も見ましたが、あれはあれで良かった気がします。
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