リゲル

イナズマイレブン フットボールフロンティア編のリゲルのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イナイレを楽しみに生きてた小学生時代を思い出した。思い出補正ではなくアニメとして面白い!

話は王道だけど、超次元要素(キャラの有り得ないビジュアル、カッコイイ技と技名、各学校のコンセプト、サッカーが権力になってる世界)がほかの王道作品と違いをうんでる。仲間がどんどん増えていくのも、ワクワクした!
BGMも良かった。ファイアトルネードBGMや立ちあがリーヨのイントロ、物悲しいBGMまで全部がそのシーンの雰囲気を盛り上げてくる。一気に当時の思い出が甦る。
試合で困難を克服したら、あとは流れるように勝つのもテンポよくて好みだった。
19話からのOPに細かい変化が加えられていたのも楽しめた。
風丸と豪炎寺は2人ともクールキャラなのに、風丸は「とほほ…」顔が似合う振り回され要素があり、豪炎寺はボールで会話を試みようとする(円堂や鬼道にボールを本気で蹴るシーン)脳筋要素で違いがあった。キャラにハマる自分としてはそういうキャラの書き分け(?)がすごい良かったと思う。

ピンポイントで面白かったのは、アフロディが1人で雷門に来る回。ブチ切れ円堂を見られる。
おにぎり回の夏美も可愛かった。替方法を提示してあげるアキと春奈の優しさも良かった。
鬼道の重い過去と妹への愛情、サッカーにかける思い、責任感の強さと自分のサッカーへのプライドの高さ、見た目とは裏腹にある人間味のギャップが最高。

一ノ瀬が加入してから最終回まであんまり時間が無かったのが残念。もう少しイベントを一緒にやって雷門イレブンの仲間感が出てれば良かったなと思う。
大人になってから見ると途中加入の仲間たちにスタメンの座を奪われる元祖のサッカー部員たちのことを考えて少し悲しくなってしまった。
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