5話までしか進んでいないが、コテコテのギャグと急転直下で訪れる死、過去、現実
陰鬱を表層から深層までとことん突き詰めるエヴァと違って戦争の中で、恋や遊びに興じている戦艦メンバーはまるでルビッチの生きるべきか死ぬべきかである
第二世界大戦時はメタであって、あくまで男女の恋(本作は成長過程 通過儀礼として)を華麗に描いている
そんなアプローチと、アニメヲタへの目配せを描きながら、すぐそこには間違いなく生死に興ずる現実が目の前にあり、当然不意に訪れるのでありそれはオープニングの凄まじいズームインからタイトル表現されたような急転直下こそ本来の実現実であるわけだから、その緊張感はエヴァの緊張感より上回っていると言わざるを得ない