けんくり

ベルサイユのばらのけんくりのレビュー・感想・評価

ベルサイユのばら(1979年製作のアニメ)
5.0
「薔薇は気高く咲いて、美しく散る」。

気高く生きること、美しく生きること。法律や身分など関係ない。己の中にある「真・善・美」に従って生き抜くこと。

それは素晴らしいことだとわかるけど、凡人の自分にはいまいちイメージがつかない。

でもオスカルの生き様を見ていれば、そしてその姿を心の片隅に置いていれば、少なくとも「ダサく」ならないようには生きようと思える気がする。

半世紀前くらいの作品だし、舞台は何百年も昔のフランスだけれど、確実に現代を生きる我々の指針になる。そんな超名作。