にゃん

EDENS ZEROのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

EDENS ZERO(2021年製作のアニメ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

1話のエンド何?って衝撃。ロボットだらけの世界で人間1人だと、最後ひとりぼっちになっちゃうからってウイルスに感染したフリ、ロボット皆で人間を殺そうとしているフリをして彼を宇宙から来た少女と一緒に逃すという展開。始まり方が優しすぎて1話で感動した。

録画が19話までしかだったのが残念。
魔王様生存時のかつてのメンバーを探す旅をしていた船だったが、皆が揃ったらどうなるのだろう、そして魔王がかつて探していたマザーにシキ達は会えるのか、あとシキが"マザーに会ったことがある"と感じたあの感覚はなんだったのか、そこが知りたかった。悔しい。

1. 夢の王国・グランベル。そこは全てが機械=ロボットたちのテーマパーク。100年ぶりの客として訪れた少女レベッカと相棒のハッピーは、そこで唯一の人間である少年シキと出会う。初めて出会った“自分以外の人間”に興味津々のシキに振り回されながらも、3人はやがて意気投合していく。だがその夜、王国の機械たちに異変が。翌朝目を覚ますとレベッカ達は縛られていた。彼女達が来る時に使った船を使って外の世界に出るんだ、と人間を殺そうとしていた。でもそれは寿命僅かの機械達が自分たちが壊れてからも彼がひとりぼっちにならないようにとついた嘘だった。そんなことも知らずにシキは悲しい気持ちでレベッカと共に宇宙へ逃げ出す。

2. 宇宙へと旅立ったシキはボディーガードとしてレベッカとハッピーと共に、冒険者たちが集う惑星ブルーガーデンに到着。冒険者ギルド「流星の灯」を訪れる。そこで目にした、この宇宙のどこかにいると伝わる謎の生命体「マザー」のホログラムに目を奪われる。冒険者たちの間で「願いをかなえてくれる宇宙の女神」と言われるマザーに「会ったことがある」と感じるシキ。その時、無法者にハッピーがさらわれてしまう。

3. 無事にハッピーを取り戻したシキとレベッカの前に、人気B・キューバーのラビリアが現れる。チャンネル登録者数の少ないレベッカをばかにするラビリア。悔しがるレベッカを見て、「友達を泣かせた」と許せないシキは騒ぎを起こしてしまう。さらに、シキを捜して宇宙海賊エルシーの一味が襲来し、ブルーガーデンは騒然となる。

4. シキたちが訪れた惑星ノーマの時間は、なぜか50年前に戻っていた。そこで、彼らはかつてハッピーの命を救った科学者・ワイズ博士の50年前の姿と出会う。当然、レベッカのこともハッピーのことも記憶にないワイズ。ワイズ博士に宇宙を旅する船を用意してもらおうとしていたシキたちはアテが外れてしまう。おまけにワイズが盗んだ鞄の中に機械人形ピーノがいて無法者のシビルファミリーに追われていた。

5. シビルの元へと戻った機械人形ピーノは、「オレ様から逃げ出した罰」として制裁を受けそうになる。そんなピーノの窮地を救ったのはワイズだった。そしてピーノを取り戻すため、シキたちはシビルのアジトへと乗り込む。その騒ぎのどさくさに紛れてピーノを連れて逃げようとするワイズ。シキの前にシビルの操る巨大ナイトギアが立ちふさがり、シビル一味との激闘が幕を開ける。

6. 無事ピーノを救出したシキたちだったが、ピーノの最終メンテナンスを行った人物がワイズ博士であると記録されていたことで、ピーノを巡る謎はさらに深まる。警察に追われ惑星ノーマを離脱しようと悪戦苦闘中、アクアウイングに乗り込んできたワイズ。「この船をオレにくれよ」というその腕は、エーテルギアの輝きを放っていた。

7. 宇宙を漂っていると宇宙海賊エルシーのスカルフェアリー号に捕らえられたシキたち。シキは、この大型船を奪うべく不気味な姿の敵を突破して、エルシーの待つ艦橋へとたどり着く。「魔王の力を受け継ぐ者」であるシキを待っていたというドクロ姿のエルシーと、シキの一騎打ちが始まる。同じ頃、星系連盟軍ジャスティスが指揮する大艦隊がエルシーを捕らえるべく、スカルフェアリー号へと迫っていた。

8. ついにその真の姿を現した宇宙戦艦「エデンズゼロ」。船を守ってきた「魔王四煌星」の1人、ウィッチは、エデンズゼロがシキの育ての親であるジギーの遺産であり、シキは新たな魔王としてこの船の主となるのだと告げる。そしてエデンズゼロが真の力を発揮するためには、「魔王四煌星」全員がそろうことが必要なのだという。その1人、シスターの行方を追って、シキたちは再び惑星ブルーガーデンを訪れる。

9. 傭兵団ローグアウトによって他のB・キューバーたちと共にとらわれの身となったレベッカは、ボスの名が「シスター」と知って驚く。一方、レベッカ救出に向かうエデンズゼロに、一度は船を降りたワイズがホムラと名乗る少女を連れて戻ってくる。ホムラはレベッカ救出を手伝う代わりに、エデンズゼロに乗せてほしいと申し出る。エーテルギアを使うホムラを仲間に加え、シキたちは悪党の巣窟と呼ばれる惑星ギルストへ向かう。

10. シキ、ワイズ、ホムラの前に姿を現した「シスター」。シキは「魔王四煌星」の1人である彼女の悪行をいさめるが、シスターはその言葉に耳を貸さず、部下にシキたちを襲わせる。迫りくる敵を前に、ホムラはエーテルギア「ソウルブレイド」を発動して対抗する。一方、レベッカはとらわれたB・キューバーたちと共にイリーガタワーからの脱出を試みる。

11. 惑星ギルストへと「時喰み」が近づいていた。飲まれれば、ギルストにいるシキたちの存在は消えてしまう。到達までおよそ60分、焦るハッピーとウィッチ。一方ギルストでは、シキと風のエーテルを操るローグアウトの少年・ジンとの激闘が続いていた。戦いに加わったシスターは、部下であるジンをも平然と盾として利用する。その戦い方に怒りを覚えるシキ。だがそこにもう1人、「シスター」と名乗る女が姿を現す。そっちが本物のシスターだった。

12. 偽シスター率いるローグアウトを叩き、イリーガの手からレベッカとB・キューバーたちを救い出したシキたちは、「時喰み」に飲み込まれる寸前の惑星ギルストから、間一髪脱出に成功する。艦内で久しぶりの再会を喜ぶウィッチとシスター。そして、レベッカ救出に手を貸したホムラの口から、エデンズゼロに乗り込んだ真の目的とシキたちとの意外なつながりが明かされる。

13. 惑星ブルーガーデンのアイアンヒルで見つかった魔王四煌星の1人、ハーミットは異常スリープ状態――人間でいう「心」が破損している状態だった。ハーミットの精神がデジタルの世界、“超仮想惑星デジタリス”へのダイブ状態になったままであることが、この異常スリープの原因であることを突き止めたシキたちは、ハーミットを救うため、自らの体をデジタル化し、デジタリスへとダイブしていく。

14. 超仮想惑星デジタリスでついにハーミットを捜し当てたシキたち。だがハーミットは、シキたちと共にエデンズゼロへ戻ることをかたくなに拒む。「私…人間が大嫌いなの」と冷たく言い放つハーミットに戸惑うシキたち。一体、ハーミットの身に何が起きたのか。同じ頃、デジタリス内で凶行を繰り返していたプレイヤー・ジャミロフによって操られたモンスターの大群が、クリスタの町に攻め寄せてくる。

15. 「私はドラッケン・ジョーにつく」と、裏切るホムラの言葉に、唖然とするシキたち。だがそこにもう1人、少女の姿のホムラが現れる。2人のホムラに混乱するシキたち。ホムラは自分はデジタリスに着くなり監禁されていたと話し、逃げ出した偽ホムラを追う。一方、ジャミロフのチートに苦戦するシキたちに、心を閉ざしていたハーミットが「こっちもチート使えばいいじゃない」と助言。強制退場させられる覚悟でチートを使って勝負に勝つ。

16. 正体を現したスパイダー(別名ジャミロフ)によってシステムをハッキングされたエデンズゼロは、内部から破壊されてゆく。もはやシステムを正常化できるのはハーミットしかいない。だがハーミットはドレスファクトリーに閉じこもり、これを拒否する。「もう、どうでもいい…」と膝を抱え、15年前の博士との過去を思い出していた。それは「人間と機械の友情」を夢見たハーミットの、最も残酷な記憶だった。

17. エデンズゼロにハーミットが戻り、魔王四煌星のうち3人がそろった。残る1人、ヴァルキリーの居場所の手掛かりを得るため、シキたちは「桜宇宙の伝説の占い師」が住むという「時の惑星ミルディアン」へと向かう。一方、ドラッケン・ジョーはスパイダーからエデンズゼロのことを知らされる。「金の匂いがするなァ」と、情報を得るため通信を入れたのは驚くべき人物だった。

18. 惑星ミルディアンに住まうシャオメイによって、バトルコロシアムへと導かれたシキたち。シャオメイが用意した戦士とシキたちが1人ずつ戦って勝利するということが、ヴァルキリーの情報を与える条件だった。シャオメイの挑戦を受け、バトルに挑んだシキ、レベッカ、ワイズは苦戦しながらも対戦者を退けてゆく。そして最後の挑戦者として進み出たホムラ。その対戦相手の姿を見た時、ホムラは息をのみ、言葉を失う。それはホムラの師匠のレプリカだった。

19. 「ヴァルキリーは『惑星サン・ジュエル』にいる」という、シャオメイによってもたらされた情報により、エデンズゼロはサン・ジュエルを目指す。その道中、外宇宙のひとつ、「葵宇宙」から流れてきたと思われる魚群に遭遇。その中に、宇宙服姿で舵を握って遭難している男を発見し、助けるシキ。キャプテン・コナーと名乗った男は、自分の船が事故にあって行方不明と話し、救助のお礼に「この艦の艦長を引き受けてもよい」と言い出す。彼は実はエデンズワンの船長、3日かかる目的地までに僅か1日でたどり着く。

20. サン・ジュエルの富裕層が住むゴールドパレスから、労働区へと強制送還されてしまうシキとホムラ。そこは首輪をはめられ、表示された数字の分だけ資源採掘をさせられる過酷な場所だった。しかもその資源・メタルは、ストーンズという鉱石でできた生命体を倒して採取しなくてはならない。一体誰がこんな理不尽なことをさせるのか? 労働者たちの口から出た名は「紅婦人」。彼女こそが、この星の最高権力者だった。
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