もこもも

黄昏乙女×アムネジアのもこもものレビュー・感想・評価

黄昏乙女×アムネジア(2012年製作のアニメ)
3.7
貞一と旧校舎の幽霊こと庚夕子のドラマを描いたホラー要素強めのアニメ作品

哀愁と不気味さが漂う雰囲気が魅力的
悲しみと憎しみによるホラー展開が特徴
ホラーは苦手やけど電車で怖さ薄めた
怖さを引き立てる演出と音も良い

デレデレいじわるな夕子さん可愛い
呪い石に名前書く悪戯はさすが笑
ひたぎさんといい夕子さんといい
どうやらこういうキャラは弱いらしい
遺体みられるのを恥ずかしがるのも可愛い
最終回のデートも可愛いがいっぱいで
「何?不満?」が最高に可愛かった
最終回のお別れは悲しい...
と思ったらラストで最高にハッピー
これからもずっと一緒に仲良くね

霧江ちゃんも好き
怖がっていないようで強いようで
ちゃんと弱い部分があるのがいい
動物に弱いとこもギャップ
「責任取れよな」って涙する霧江にやられた

1話のももえ視点からの
夕子を映す演出が良かった
3話は最初のホラー展開やったけど
今まで寂しくて悲しかった夕子を考えたら
怖さより2人の会話の感動の方が強かった
ただ3話のラストはなかなか怖かったし、
階段から貞一を突き落とす7話ラストは衝撃
影夕子が出てきてからは怖いシーンが増えて
人の愚かさや悲しさを感じさせられた

人柱の話を描いた夕子さんの過去は
めちゃめちゃ悲しいし胸糞悪いけど、
過去には実際に人柱はあったわけで
全ての怪談とか言い伝えの裏に
事実があるなんてことはないけど
事実から出来たものもあるって考えると
怪談とか都市伝説の怖さが増すなぁって感じた

OPはテンション上がるしめっちゃかっこいい
観てなくても聴いたことあるぐらいやから
結構有名なアニソンなのかな

「いつ明けるとも、
 もしかしたら2度と
 日が昇ることはないとさえ思える
 この素敵な時間
 不思議ね、今まではそんなこと
 思いもしなかったのに
 夜なんていつも一瞬で過ぎていたのに
 これも貞一君が私の存在に気付いてくれたから
 ありがとう、貞一君」

OP : 鈴木このみ『CHOIR JAIL』
ED : 奥井亜紀『カランドリエル』
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