このレビューはネタバレを含みます
キルヒアイスの死はいつ見ても堪らない。しかし、見れば見るほど、亡くなるタイミングはここだけではないかと思わされる。
頭の切れる子どものような怖いもの知らずのラインハルトが好きだったので、キルヒアイスの死は一層残念だったのだが、
オーベルシュタインらラインハルト艦隊と、人生の迷子カイザー・ラインハルトのこれからがどうなっていくのか改めて期待したい。
ヤン・ウェンリーは現実主義で人からの愛を求めない、裏切りさえ受け入れるかもしれないとも思える人物。しかし、それと同時に仲間や人民への愛情は深く、民主主義を己の核とする理想・ロマン主義者である。
本当に動悸がするレベルで大好きすぎるので今後ともよろしくお願いします。